耕耘機、除草機、田植機と片付いたので、今日は、運搬車の整備をします。
エンジンの調子は良さそうだったので、今日は塗装だけかな〜、と思って、
朝、エンジンをかけようとしたら、なんと動かない。
「エッ・・・?」
気を取り直して、ちょっとバインダーの練習をしてからにしようと思って、
この前直したソリを見たら、3ミリ厚のアルミ板が、なんとヘロヘロになってる!
「エッ・・・?」
そう、アルミは軽くていいけど、傷が付きやすく、ソリのように削れるものには
向かなかったのです。
あ〜あ・・・。(苦笑)
そういえば、毎日家の前のこのコンクリの道路を、何往復もしているのです。
そりゃあ、すり減るわなあ。
鉄でさえすり減るんだもん。
やっぱり、この鉄製のL型金具でもう一度作るしかないか。
後にしよう。
と思って、もう一度、運搬車に戻って、エンジンを見たら、
なんと、エアクリーナーのあたりからガソリンがポタポタ漏れている。
なんと、このエンジンもキャブレターがオーバーフローを起こしていたのです。
あ〜あ。
楽しいなあ〜。(笑)
エンジンの整備をするには、どこか開けるところがあるはずだと思ったら、
荷台の後ろ半分が持ち上げられるようになっていました。
こりゃあ便利だ。
上からエンジンがバッチリ見えます。
プラグ点検も楽々。
シリンダーヘッドには、なぜかカバーがかぶせられています。
荷台の過熱防止?
エンジン形式は、ヤンマーGE50。
オイルは50時間ごとに交換。
排気量は200cc。
最大出力は5馬力です。
エアークリーナーを外してみると、これも中身は空っぽ。
やっぱりねえ。
エアークリーナーの内側もさび付いています。
こりゃあ、整備でしょう。
ガソリンに触れるから無塗装なのか、しかしこんなに錆びていてはねえ。
オーバーフローしたガソリンが、流れた跡が残っています。
キャブを外して、クリーナーで掃除しました。
エアークリーナーカバーも掃除します。
ワイヤーチューブが外れないように、取り付け部分を締めてありました。
マイナスドライバーでこじ開けます。
同じ黒色の荷台の上でラッカースプレーで塗装します。
フィルターカバーも塗装します。
やっているうちに、荷台もきれいに塗装したくなりました。
ついでにできる範囲を黒くスプレーしてしまいます。
しばらく乾かして、ハイできあがり。
中身は、おなじみの水槽用のフィルターマットを切り抜いて作ります。
これで何個目かなあ。
2個作って、はめ込みます。
ここで、キャブレターの取り付け箇所を見ていたら、見慣れない茶色のプラスチック部品がかませてあります。
ん?
ということは、これはもともとのキャブがいかれて、後から違うキャブを取り付けるために当てたパーツかな。
そういえば、キャブのすぐ下にワイヤーケーブルのストッパーが映っていますが、ここには何もケーブルが付いていませんでした。
ということは、元々のキャブは、ここにチョークバルブのケーブルが来ていたらしいと思われます。
やっぱり後付けキャブだ。
キャブとエアークリーナーカバーとの間のガスケットが破けてしまっていたので、自作しました。
ほんとは難燃性の繊維のものがほしいんだけど、ないのでゴム板を買ってきました。
まあ、キャブが間に挟まっているから、そんなに高熱に当たることもないでしょ。
キャブを取り付けます。
エアークリーナーカバーを取り付けて、ガバナーの針金とバネ、チョークレバーのワイヤーを取り付けてできあがり。
整備しやすいエンジンルームだなあ。
エンジンをかけてみると、何回かでかかりました。
が、エンジン強くなったり弱くなったり、回転が息をつくようなので、
(ハンチングと言うそうです)
矢印のアイドルアジャストスクリューをゆるめたら安定しました。
エンジンが直ったので、いよいよ塗装です。
耕耘機や除草機と違い、車体が大きいので、どんどん塗れました。
初めに黒、次に赤、最後に白を塗りましたが、順番が逆でしたね。
とりあえず、荷台はきれいになりました。
赤い部分は、ワイヤーブラシでサビを落としてから塗りました。
ステッカーには、マスキングをして塗りました。
よく見ると、先に塗った黒色が、赤の下に透けています。
失敗だなあ。(笑)
もう一回、赤を塗れば直るかなあ。
フレームは、けっこうきれいになりました。
ホイールとタイヤはまだです。
ふたの下のフレームも、届く範囲は塗りました。
荷台の下も、塗りました。
お〜、鏡面みたいに映っているぞ。(笑)
荷台の下はまだです。
タイヤを外さないとダメですね。
これは、来週のお楽しみかな。
ピカピカにするぞ〜。(笑)