西側のあぜに着手

2014年1月末、とうとう北側のあぜが完成しました。
型枠を取り外します。

はい、固まりました。
ムム・・・、何やら途中に点々が・・・。

あちゃあ〜、やっちゃったよ、すができちゃった。
最初に流し込んだのが硬かったんですね。
残念。
でもまあ、下の方だから問題ないでしょ。
なんて言って、下から漏れてきたらどうしよう。(笑)

マルセパをグラインダーで切り取ります。
なんか、ポキンと折り取るセパもあるということですが、どうやるのかなあ。

できたあとはこれで埋め戻します。

はい、埋め戻しました。 

次にトラクターでロータリーに逆転をかけながら均しました。
完成です。

いよいよ西側にかかります。

こっちは水漏れはあまりありませんが、とにかく長い。
北側の2倍以上あります。

水漏れの心配はあまりないので、あぜの幅を少し減らします。
100ミリのマルセパを使うことにしました。

そしてあぜに打ち込むアンカーボルトを調べていたら、これも中のネジが直径8ミリではなく、
W5/16というインチねじであることがわかりました。
う〜ん、この技術も元はアメリカかあ。(笑)

前は固くてなかなかはまらなかったネジが、スウ〜と入っていきます。
な〜んだ、これだったんだ。(笑)

中が大きくなったのに伴い、当然、外回りも大きくなります。
これにあったドリルを用意しなければなりません。

コメリで買ってきました。
外径が12.5ミリのコンクリート用のドリルビットです。
この穴なら入るだろう。

アンカーボルトと、型枠の厚さを足した深さに、ドリルのストッパーをセットします。

うまいこといきました。
この調子でいきました。

ユンボで掘り進めながら、どんどん進んでいきました。

あっというまに3枚くらいできました。

ということで、その日は日が暮れて終了。
ユンボもカバーをかけて明日に備えます。

ところが次の日、現場に行ってびっくり。
なんと、また水没してる!

いちばん北側の用水に近いところから水がわいたようです。

いちばん遠いところまで水があふれていました。
やばい!

本日は、急きょ、止水対策から始めます。(笑)
いつもの生コンセットを出します。

エンジンポンプで排水し、

水が湧いているところに流し込みました。

中だけでは防ぎきれず、外側にも流し込みました。
こりゃ、型枠、後で外れないかも。(笑)

ちょっと生コンが余ったので坂道の補修もしました。

そして次の所にかかります。

何枚か型枠を調子よく設置していたら、またまたトラブルです。
アンカーボルトを打ち込むための穴を、ハンマードリルであけていたら、・・・

ドリルの刃を挟むチャックが摩耗して、空回りするようになってしまいました。
あ〜あ。(笑)

思えばこのハンマードリル、よく使ったなあ。
もう何年になるだろう。

修理している暇はないので、即、下田のハンディで新しいのを買いました。
ロータリー振動ドリルです。

このドリルの刃は、SDSプラスシャンクという形式のものでした。

根元にこういうくぼみがあって、取り付けるのに工具が要りません。
チャックに差し込んで、カチっと固定するだけでした。
便利になったものです。

しかも強力で早い。
あっという間に穴が開いてしまいます。
それからの仕事が早い早い。
どんどん進んでいきました。

次の日、コンクリの流し込みに備え、また、鉄筋を買ってきました。
4メートルのD10を4本。
16メートル分です。

田んぼの中から流し込むように、コンパネのきれっぱしを使って、こんなホッパーも自作しました。

深型一輪車から、流し込みます。

さらにコンパネを買い足して、半分以上できるようにしました。

そしてできたところはまた少し埋め戻しました。

さあ、型枠が半分以上できました。
必要なコンクリートは、ここまでで幅0.1m、深さ0.5m、長さ23.4mで1.17立米です。
これを自分で作ったら死んでしまいそう。(笑)

いよいよ次は、コンクリートミキサー車を呼ぼうかな。