2月5日の水曜日、午後1時、とうとう生コンを買って、コンクリートミキサー車から生コンを投入しました。
この写真は、1時間あまりですべての生コンを打設し終わった後のものです。
生コン打設中はメチャクチャ忙しく、写真を撮ることはできませんでした。
ビデオを撮ろうかとも思いましたが、ギリギリまで鉄筋の据え付けをしたりしていて、その余裕もありませんでした。
やれやれです。
投入した生コンは、「 普通コンクリートの 18の 15の 20の N 」
という生コンです。
18は、強度で、DIYで行う工事ではこのくらいで十分ということです。
15は、スランプといって、柔らかさの度合いです。あまり固くなくて、ちょうど扱いやすい固さでした。
最後の20は、粗骨材の最大寸法で、20ミリ、つまり2センチです。
Nは、ポルトランドセメントを表しています。
量は1.75立米です。
値段は、3万4千5百円でした。
生コンの値段プラス配送費です。
初めは1立米くらい頼んで、2回に分けてやろうかと思ったのですが、
量が少ないと割増料金がかかるということなので、割り増しのかからない最低量で1.75立米にしました。
計算では、型枠の中にギリギリか、ちょっと足らない計算でした。
向こう側の端から打設してきて、いちばんこちら側の分が少し足りなくなりました。
が、ここまでできればもうしめたもの。
自分でコンクリを練ったら、3回に分けて3週間はかかります。
いちばんはじめに打設した向こう側まで、きれいにできました。
向こう側の農道にミキサー車を停めて、そこから一輪車に生コンを落とし、
そこからあぜまで人力で運びました。
一輪車の通り道には、4ミリのベニヤ板を買ってきて、敷き詰めました。
ここがいちばん端っこです。
最後にこぼれたコンクリを使ったので、ちょっと汚くなってます。
おやじさんがバイブレーターをかけてくれたので、非常に細かく、うまくできました。
元のあぜより、2〜3センチ低くなっているので、今日はそこにコンクリを流し込んで、天端を平らにします。
これは最初に生コンを入れたとき、一輪車が傾いて、生コンをこぼしてしまったあとです。
「ひゃ〜、もったいない!」
と叫びながら、こぼれた生コンをすくって入れましたが、全部は無理でした。
打設が終わったあと、仕上げ用の材料をコメリで買っておきました。
セメント4袋、砂8袋、砂利12袋、全部で24袋。
セメントが4つで100キロ、砂が8で160キロ、砂利が12で240キロ、全部で500キロです。
コメリではいつも店員さんが数を確かめながら積み込みを手伝ってくれます。
助かります。
一人ではかなりキツいです。
そして次の日、いよいよ仕上げ開始です。
この日はベニヤ板を敷いて道を作りながら引っ張ってきて、ミキサーも田んぼに下ろしました。
水は、なんとこんなところに蛇口がありました。
おやじさんがこんなこともあろうかと、反対側のビニールハウスの地下水ポンプからのパイプを
道の反対側まで引っ張ってくれてあったのです。
すごい!
ということは、道路の舗装工事の前に既にやってあったということかなあ。
生コン打設の時に使ったホッパーをそのまま使います。
打設開始!(^0^)
ハイ、まだ鉄筋が出ていたところから、仕上げ完了!(^0^)
その後は、2〜3センチの厚さなので、どんどん進んでいきます。
こねては流し込み、こねては流し込みを続けること10数回。
とうとう端っこまでたどり着きました。
完成です!
ヤッタネ!(^_^)
その後は、朝の寒さで霜が降りて、コンクリに悪影響が出るといけないので、
一輪車の通路の敷板にしたベニヤ板を斜めに立てかけて、霜と雨よけにしました。
実はこれが後日とんでもないことに・・・・・。('-'*)
2月8日の土曜日、そう、あの大雪の日です。
午後から雪が舞いそうな寒さの中で、猛烈な風が吹いて、この並べたベニヤ板を吹き飛ばして、道路の方まで飛ばしてしまったのです。
うちの中にいた私は全然気づかず、田んぼの向かい側のうちの方たちが気づいて、3人でベニヤを片付けてくれました。
おばあちゃんが気がついて大騒ぎになり、私たちが出て行ったときにはすべて片付けた後でした。
お隣さんに丁寧にお礼を言って帰ってきました。
稲刈りの時といい、お隣さんには頭が上がりません。
今度なんかお土産を買ってこよう。(^_^)