乗用田植機に水車マーカーを取り付ける

先週やり残した乗用田植機の整備です。
ただの棒だったマーカーを、ヤフオクで買った水車マーカーに交換します。
すでに、黄色いプラスチック部品は、金槌でたたいて取り除いてあります。
ポリカーボネイトかなんかで、ものすごく丈夫で、取るのに苦労しました。

真鍮製の心棒が、一部太くなっていたので、グラインダーで削りました。

うまく通りました。

次に、マーカーを横向きに取り付ける位置で心棒を曲げます。
曲げる位置に印を付け、万力に挟んでハンマーでたたいて曲げます。

ところが、真鍮棒は固くて、ちっとも曲がりません。
こうなったら、次の手段。

久しぶりに鉄筋ベンダーを持ち出しました。
10ミリの鉄筋を曲げるやつなので、6ミリの真鍮棒は楽々曲がりました。

角の部分は、直角には曲がらないけど、離れたところはオッケーです。

マーカーの取り付け位置ができました。

こんな感じで付けます。

2本ともできました。

次の日、暑くなってきたので、タープの下で再開します。

今日は、真鍮製の心棒に、ボルトで留めるための溝を切ります。

使うのはこれ。
ダイスです。
やっぱりコメリで買ってきました。
高いのは1組で1800円くらいしましたが、安いのはセットで1500円くらいでした。
安い方を買ってしまいました。
加工精度が悪いかも・・・。(^_^)

まず、グラインダーでダイスが食い込む位置まで心棒を削りました。
そして、摩擦を減らすように機械油をさします。

初めはおっかなびっくりでしたが、だんだん食い込んできました。
キュウキュウ音が鳴ります。
また、油を差します。

うまくネジが切れました。

いい感じです。

ナットが入りました。

外れ止めに大きなワッシャーを入れて、ナットを緩まないように2個使います。

問題は、棒が長すぎて、遊びが大きすぎること。
どうしよう・・・。('-'*)

とりあえず、2つめもネジを切ります。

慣れてきました。

前より深く切りました。

こんなに入りました。

それならば、と、要らないところはグラインダーでカットして、もう一度ネジを切りました。

はい、できました。
これなら遊びもありません。

裏側は斜めで、ネジも切れないので、アルミの針金を巻き付けて、ガッチリ止めました。
これ以上は外れません。

もう1本も短く切ります。

そしてネジを切ります。

はい、完成。
でも、心棒の細いところに当たって、ちょっとゆるゆるなところもあります。

でも奥まで締めたら大丈夫。

裏側もアルミ針金で止めました。

完成です。
来年は水車マーカー付きの乗用田植機で、全部田植えできるといいなあ・・・。(^_^)