ホンダ マイティ11のエンジン修理

8月に中断したマイティ11の修理を再開します。
3ヶ月も経ってしまった。(*´∀`*)

これが、エンジンが掛かってしばらくすると、加熱して戻ってしまい、燃料を止めてしまうソレノイドバルブです。
これを改造して、燃料が止まらないようにします。

電磁弁を開けて、出します。

出てきました。

まさしく電磁石です。( ^_^)

抜いてしまいます。

このように、ずっとピストンが出ている状態に固定します。

キャップの中にナットをかませます。

電磁石の入っていたところに戻して、プライヤーでかんでフタをします。

ハイでき上がり。
これならピストンが引っ込んで、燃料を止めてしまうこともありません。
しかし、このとき、ピストンとナットの間に隙間ができていることに気づきませんでした。
後で燃料漏れしてしまいました。

キャブに戻します。

前の写真を見ながら、キャブの配管を直します。

エンジンに取り付けます。

アクセルのロッドをつなぎます。

次の金具を付けようとして、汚れに気がつきます。

そんなときはこれです。

汚れた金具に吹きかけ、ナイロンブラシでこすると、

ピカピカになります。

チョークレバーにつながるロッドを付けます。

エアークリーナーを取り付けるプラスチック部品を付けます。

キャブといっしょに締め付けます。

チョークレバーのケーブルを付けます。

ガソリンタンクを戻します。

燃料計のゲージのフロートを付けます。

ライバーでプラスチックハンマーを使ってたたきながら回して取り付けます。

ガスタンク、取り付けOK.

燃料ホースをつなぎます。
あとは、ガスを入れてエンジンを掛けてみるだけです。

次の日です。

昨日は、その後、結局エンジンは掛かりませんでした。
どうもキャブまで燃料が来てないようなのです。

ペットボトルにガスを抜いて、燃料の経路を調べます。

まずはこの燃料バルブからキャブまで。

来てます。

ということは、このソレノイドバルブで止まっている可能性があります。

ホースを抜いているうちに、パッキンを切ってしまいました。
あ〜あ。

このソレノイドバルブは、一応、通電しているときはガスを通すように作動しているのですが、
バルブを閉めるために押し戻すバネが強すぎて、燃料を遮断している可能性があります。
バネを半分にしてみます。

ペンチでちょん切りました。

ほとんど出なくなりました。
でも、自重で下がり、閉まるはずなので、ま、いいか。

取り付けました。
ガスを通しやすくなりました。

こちらのソレノイドバルブは、電磁石を外したのですが、下から燃料漏れするので、
対応策をとります。

金属用のパテで隙間を埋めてしまいます。

ちょっと汚いけど、しっかり埋まりました。( ^_^)

対策完了。

と思って、エンジンを掛けてみたら、この奥のパイプからガスが漏れます。
オーバーフローでしょうか?

ということは、やっぱりキャブを分解掃除しないとダメです。
結局、もう一度外しました。

キャブレタークリーナーを使います。

フロート室を外します。

ニードルジェットはまだしっかりしています。

あらゆる穴という穴にクリーナーを吹き込んで、掃除しました。

一応、キャブ清掃完了。

キャブの空気取り入れ口につながっているパイプの先に、この部品があります。
OHVと書いてあるフタを外してみると、

まさにオーバーヘッドバルブでした。
失礼しました。( ^_^)
問題なし。
シリンダーの中のガスのあまりをキャブに戻すためですね。

きれいです。

あとは、バッテリーを充電して、再始動してみます。

充電機能の付いたエンジン溶接機です。
これからいろいろ溶接もやってみようと思っています。

プラグも疑ってみましたが、古いけど問題なしでした。
一応、やすりで削って、発火性能を戻しました。
しかし、結局、エンジンは掛かりませんでした。
原因をネットで調べてみたら、エアークリーナーを外したままだと、
吸気系の圧力が変わって、初爆が起きにくいという話があったので、
一度、エアクリを元に戻してやってみたら、1回だけ初爆がありました。
しかし、次からダメなので、
プラグを外して、シリンダーに直接ガスを入れて掛けてみたら、
数回、爆発がありました。

そのときの動画は、ここ→をクリックしてください。
ということは、やっぱり燃料系です。
来週、もう一度、ガスタンクの清掃と、キャブの清掃をしてみます。
今度こそ、直りそうな気がします。( ^_^)