コンバインの修理 その2

1月27日、実家へ向かう途中です。
船原のセブンイレブンの駐車場では、まだ、24日に降った雪が残っていました。

3日たってこれだけ残っているということは、24日には、相当積もったんでしょうね。
3年くらい前の大雪を思い出しました。
あのときは、トラックの後輪が坂道で滑り出して、とっても怖かったです。(^_^;)

実家に帰って、さっそく、コンバインの修理に取りかかります。
まずは、ディーゼリングの原因で、エンジンオイルの入れすぎと、
燃料噴射ポンプからの燃料漏れで、エンジンオイル内に軽油が混ざり、
メインキーを止めてもエンジンオイルから燃料が供給され続け、
エンジンが回り続けるのでは、・・・
と言うことで、エンジンオイルの量を確認しました。

ところが、思ったほど多くありません。
多いには多いのですが、抜くほどのことがあるのかなあ・・・、
というところです。

しかも、なんと、今日は、しばらくエンジンをかけてから、
メインキーを切ってみると、ぴたっとエンジンが止まるではありませんか!
あれえ、と思って、もう一度かけて、止めてみると、
やっぱり、ぴたっと止まります。
直った???

先週は、バッテリーの充電も兼ねて、30分以上回してから止めたけど、今回は短かったからかな?
とにかくディーゼリングは起きなかったので、
それより気になる故障の方にかかります。
エンジンをかけて脱穀のクラッチを入れると、
ブザーが断続してなって、2番がダメですというランプが点くのです。
チェーンが動いて、こぎ胴が回ることは回るのですが、負荷がかかりすぎるみたいなのです。
こぎ胴のカバーを開けてみました。

こぎ胴も、かなり錆びています。
もみを直接扱うところなので、サビ防止の塗装をするわけにも行かないのでしょう。
回転部の中心にある軸部にゴミでもからんでいるかな、
と、針金で掃除してみましたが、
そんなにからんではいませんでした。
しかし、こぎ胴を手で回すと、とにかく重いのです。
よく見ると、刈り取った稲をこのこぎ胴と、さらに後ろの短くカットする部分に送るチェーンも、いっしょに動いています。
そっちの抵抗が、かなりあるような感じなのです。

ここも2年間動かしてないので、チェーンから脂っ気が抜けて、サビサビになっています。
これでは抵抗が強くなるはずです。

サビサビのチェーンと、固まったオイルの塊を見ていると、
ギヤオイルの注入口を発見!
チェーンを回すベベルギヤかなんかのオイルでしょうけど、
開けてみると、ちゃんとオイルは入ってました。
これは減ってない限り大丈夫。

ここも、オイルと土が固まって、ひどい状況です。
どうしよう・・・。
エアコンプレッサーの圧縮空気で吹き飛ばせるか、それとも、
bayashi23さんがYouTubeでやってたみたいに、
ジャブジャブ水洗いしなけりゃダメか、
しかし、ケルヒャーの高圧洗浄機を使っても落とせるかどうか・・・。
でもやっぱり、この状態で水洗いしてしまうと、いっきにサビが進んで動かなくなってしまうかも・・・。
一度油を差して、きちんと動かしてからやった方がいいかなあ・・・。
と、いろいろ考えてしまいます。

やっぱり、一度油を差して、動かしてからの方がいいかなあ・・・。
しかし、汚いなあ・・・。(^^;)
圧縮空気で汚れを吹き飛ばして、油を差して動かして、それから洗浄かな。(^_^)

ところが、この刈り取り機の部分のチェーンだけは、
こんなにピカピカなのです。
まあ、雨がかからなかったこともあるのでしょうけど。
だけど、まだ、この刈り取り機部分は、刈り取りクラッチを入れても動かないのです。こぎ胴の修理が終わってからの修理になります。

ここは脱穀した後の残りの穂やワラクズを選別するところらしいですが、やはりサビサビです。
ここも何とかしないと。

そして、いちばん後部には、刈り取って、穂から籾を脱穀した後のワラをカットするカッターが入っている部分です。
ここもすべて、チェーンとベルトで前とつながっているのです。
ということは、ここの動きもこぎ胴の回転力の抵抗になっているはずです。
ここも注油して整備しなければなりません。
コンバインて、バインダーと、ハーベスターと、ワラカッターの3台の機械をひとまとめにしたものなので、ものすごく複雑です。
エラいものを買ってしまった・・・。(^^;)