コンバインの修理 続き
先週に続き、コンバインの集中給油装置の修理をしました。
ジャマな刈り取り部のカバーを外しました。
カバーは、裏側に出っ張っている金属の棒を、車体側の穴に差し込んであるだけでした。
穴を貫通して、飛び出した先の部分を、長い棒バネで引っかけて留める仕組みでした。
古い機械はシンプルです。(^_^)
カバーを外すために、先端のデバイダも外しました。
だいぶ錆びていて、CRCをかけて、オイルを差しながら、ようやく外しました。
ちゃんと車庫に仕舞っておければ、こんなに錆びずに済んだんですけどねえ・・・。
農業用倉庫が欲しいです。(^^;)
さらにその先端のプラスチックのカバーも外しました。
こうしてやっとカバーを外してみたら、なんと、汚いこと・・・・・。(^^;)
今日は、そっちは置いといて、とりあえず、この集中給油装置を直します。
油まみれでしたが、ぼろタオルで拭いて、やっと本体が見えてきました。
下に伸びたビニールパイプには、まだ、オイルが残っています。
ハンドルを動かしても、このオイルは、ちっとも動きません。
しかたがないので、手動ポンプを外して確かめてみることにしました。
で、10番くらいのスパナでポンプを外していたら、なんと、上の部分が外れて、
中からバネが飛び出してきました。
あれえ、おかしいぞ・・・。(^^;)
下に残った部品をよく見ると、断面がギザギザで、どう見ても普通の状態ではありません。
ということは、ポンプの本体が割れて、上下に分かれてしまっていると言うことです。
これでは空気が入って、いくらハンドルを上下しても、オイルが出るはずがありません。
ということで、手動ポンプを交換しない限り、修理は不可能です。
今日は、今まで給油されていなかった刈り取り部のカバーの中のチェーンに、しっかり給油してやりました。
何年かぶりでオイルを吸ったチェーンは、うれしそう。(^^;)
それにしても汚いです。(^^;)
オイルとワラクズでベトベトです。
さすがに今日はめげてしまって、ここまで掃除できませんでした。
次回、ポンプ修理の時、いっしょにやります。(^^;)
今まで稲送りのチェーンが切れなくてよかったです。
壊れていますが、とりあえず今日は、ポンプを元に戻しました。
そして、苦しいときのヤフオク頼み。
さっそくヤフオクでコンバインの「手動ポンプ」でパーツを検索してみました。
そしたらなんと、ありました。(^O^)
ドンピシャではないけど、おそらく同じ形式と思われるポンプが滋賀県大津市の湖西商会という会社から出ていました。
ありがたかったです。(^_^)
4000円で落札して、送料は700円くらいかかりました。
でも、新品で買ったら、おそらく1万円以上したでしょうし、その前に、この部品が、もう供給されていないかもしれません。
なにしろ30年くらい前のコンバインですから。(^^;)
次回は、このパーツを組み込んで、修理します。
楽しみです。(^_^)