2019年4月10日〜27日
冬春野菜の後、ビニールハウス内を
湛水処理しました
4月10日です。春キャベツも小松菜もホウレンソウも、全部終わったので、片付けます。
右側のマルチフィルムを剥がして乾燥させます。
去年のスイカやカボチャのマルチは、ボロボロになってしまったので捨てましたが、このマルチはまだ使えそうです。
2枚とも剥がして乾燥させて再利用します。
でも、小松菜とホウレンソウには白サビ病が出ていたので、同じビニールハウスの中では使えません。
外の畑で使います。
マルチを片付けて、土を耕うん機で耕します。
そして畝立て器を使って、周りに溝を掘りました。
そして、溝の外側を高くして、堤防を作りました。
そしてその中にポンプで井戸水を入れます。
ポンプを止めて一晩置いといたら、染みこんでしまいました。
また、入れます。
ところが、16日に、おじいちゃんが亡くなって、中断しました。
その後、また再開しました。
しかし、どんどん水を吸い込んでしまい、なかなかいっぱいになりません。
ようやくいっぱいになってきました。
そして21日にようやく湛水が終わりました。
なんでこんなことをしたかというと、ずっと同じ物をハウス内で作り続けると連作障害が起こります。
ハウス内に水を入れて湛水すると、連作障害を減らす効果があるらしいのです。
何でそんなことを知ったかというと、昔、新卒で沼津の学校に赴任したとき、学校の近くにアパートを借りたのですが、そこの大家さんがビニールハウスでトマトを作っている農家さんでした。
もう故人になられましたが、島郷の高島久夫さんです。
「連作障害を押さえるなんて簡単だよ。
ハウス内に水を入れちまえば良いだよ。
江間のイチゴだって、毎年作ってるけど連作障害にならないだろ。
あれはイチゴを作った後、ビニールを外して稲を作っているからさ。
同じことだよ。」
みたいに教えてくれたのです。
当時は、そんなものかなあ・・・、くらいに思っていたのですが、自分がビニールハウスでやってみると、たしかに連作障害は出ます。
カボチャも、エンドウ豆も、みんなうどんこ病になってしまいます。
小松菜もホウレンソウも、白サビ病が出てしまいました。
一度、高島さんの言っていた方法を試してみようと思います。
うまく行けば儲けもの。
ダメ元です。(^_^;)
2〜3日、湛水したので、水を止めました。
たちまち染みこんでしまいます。
次の日もまだグチョグチョです。
5日ぐらいして、ようやく乾いてきたので、カチカチにならないうちに、また耕耘機で耕します。
浅く耕運して、また乾いてきたら深く耕運します。
それにしても、耕耘機のこまめじゃなく、トラクターのマイティでやりたいです。
まだキャブレターの修理が終わってないので使えないのです。
あ〜あ・・・。(-_-;)