2019年6月1日
ハウスのマルチが破られ、被害届を出しました

おじいさんの四十九日の法要を控え、供物やら墓の掃除やら、忙しい時を過ごしていた5月30日の朝、いつものようにビニールハウスの扉を開けてビックリしました。

入口近くの防草シートと、苗に被せたマルチが何カ所も破れているのです。

薬で溶けたように、何本も線状に切れていました。

そのときは、まだ防草シートとマルチだけで、スイカの苗や潅水チューブは無事でした。

しかし、誰かの悪質なイタズラだろうと思い、110番して警察に連絡し、交番のお巡りさんに来てもらって、見てもらいました。

そのときは、そんなに被害が大きくなかったので、お巡りさんが、これからパトロールを増やしてくれると言うので、それでいいにしました。

ところが、夕方になって見てみると、朝より穴が広がっていました。
丈夫な厚い防草シートまで、何カ所も切れてしまいました。

そして次の31日の朝、地下水ポンプが動き出して、潅水チューブで水を送り始めたら、なんと潅水チューブまで溶けて穴が開いていました。

写真のように、勢いよく水が噴き出しています。
ここから先には水が行きません。

薬が掛かったらしいスイカの苗も、掛かったところが変色して枯れていました。
これは大被害です。

穴が開いてしまった潅水チューブを、すべて貼り替えなければなりません。
これはイタズラではありません。
犯罪です。

まず、JAに行って、マルチを溶かすような薬品はなにか聞いてみました。

受付の人では分からなくて、専門の人に聞いてくれることになりました。

そのあと、交番へ行って、被害届を出しました。

そしたら、なんと交番のお巡りさんだけでなく、本署から刑事さんが2人来て、3人で現場のハウスに来てくれることになりました。

ハウスに行くと、JAの専門家の人も二人来てくれていました。
線状に溶けたあとを見て、ハウスの外から、開いていたサイドの窓から塩酸みたいなかなり強い液体を飛ばして掛けたのではないかと推測してくれました。

刑事さんと交番のお巡りさんも、現場を徹底的に調べ始めました。

被害届が出ると、犯人を逮捕して起訴することが目的になるそうです。

日本の警察は、すごいです。
11時頃現場に来て、お昼も食べないで、終わったのは2時過ぎでした。
ほんとに頭が下がりました。

今回の事件は、これでこの辺り一帯の警察の知るところとなりました。
パトロールも増やしてくれるそうです
ありがたいことです。

もし、水鉄砲みたいな液体を噴射するものを持って、他人のハウスをのぞいてる人がいたら、それは犯人です。
すぐに警察に通報して下さい。

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