2019年11月5日
30年使ったこまめを買い換えました

今まで使っていたホンダの耕運機こまめです。

私の母が、30年くらい前、退職して就農を機に買ったものです。
私が6年前に引き継いだとき、整備しましたが、もうすでにクラッチが滑って、しばらく動かさないと、なかなかつながりませんでした。
そろそろ限界です。

エンジンスイッチは簡素です。

スロットルレバーも簡素です。

リコイルスターターのひもは、少したるんでいます。
チョークは、レバーじゃなくて、プル式です。
右のエアクリのカバーは、蝶ねじ止めです。

アルミブリッジでトラックに乗せて店まで運びます。
エンジンをかけなくても、手押しで上がれました。
ローターの外側の車輪はあったのですが、取り付け金具がなかったので、かつて私が自作したものです。
ほんとはロータリーを外して取り付けるのかも・・・。(^_^;)

ロープで固定して、下田のハンディホームセンターまで運びました。

そこでこの新しいこまめを買いました。
古いこまめは、引き取ってもらいました。
私は、新しい農機を買ったのは、これが初めてです。
他の農機は、みんな中古です。
乗用田植機は3万円、コンバインなんか2万円で買いましたから。(^_^;)

しっかりロープで固定して持って帰ります。

家につきました。

驚いたのは、そのデザインと色です。
ここだけ見ると、どう見ても耕運機には見えません。
まるでレーシングカーですよね。(^_^;)

全体を見ると耕運機ですけど。(^_^;)

チョークは、プル式から一般的なレバー式に変更されていました。

エンジンスイッチはほとんど同じです。

スロットルレバーも同じです。

移動用の車輪は、前は横に付いてましたが、後ろにつきました。
これはオプションで、買い足しました。

ロータリーも同じです。

組み立て式のようですが、買った時点ですでに組み立ててありました。
クランクケースがきれいです。

オイル注入口もきれいです。
古いのは、オイルで汚れてて、最初はどこにあるかわかりませんでした。(^_^;)

マフラーカバーもきれいです。

ちょっと試運転のつもりで、ハウス内を耕してみました。
まず驚いたのは、音が静かです。
古いのは、いつもクラッチが滑って、ギーギーという音を立てていました。
まったくその音がしません。
しかも硬い土でもエンストせずに楽々進んでいきます。
驚きました。
こんなに小さな耕運機でも、こんなに力があるんだ。(^o^)

途中、燃料コックを開けるのを忘れてて、一度エンストしました。
それからぬれて重い土のところで、思いっきり負荷をかけたら、やはりエンストしました。
それ以外は、一度もエンストしないで、ハウスの中ほとんど全部を小一時間で耕してしまいました。
しかも、疲労感がほとんどありません。
古いのを使うと、クラッチは滑るし、いつエンジンが止まるかわからないので、絶えず神経を使って、制御していたからです。
新しい機械は、こんなに楽なんだ。
早く換えるんだった。(^_^;)

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