2019年12月29日
除草剤を調べてみました

 先日、修善寺のカインズホームへ行って、500円くらいで安い除草剤を売っていたので、ハウスの外の通路にまこうかと、試しに一つ買ってみました。
 それからネットでいろいろ調べてみました。
 そしたら最近、カインズなどのホームセンターで大々的に売り出しているラウンドアップというちょっと高い除草剤が、発がん性があって危険だという記事が出ていました。
こちらです。
こちらも。
 アメリカでラウンドアップをグラウンドの除草作業で何年も使って、末期ガンになったとモンサント社を訴えた男性が、裁判で勝訴し、何億ドルもの賠償金を得て、それ以降ガンになったと訴える人が激増していると言うことでした。
 なので、アメリカの一部の州や、ヨーロッパの国やロシアなどでは、すでにラウンドアップは政府が販売を禁止して、まったく売れない状態の国もあるらしいのです。
 それではなぜ、日本でこんなに大々的に売り出しているのでしょうか。
 もっとよく調べてみると、ラウンドアップの危険性については、意見が分かれていることがわかりました。
こちらです。
 これを作ったモンサント社は、もちろん安全だと言っているし、アメリカの政府機関も、安全性に問題はないと言っているところもあるようです。
 そしてその機関にはモンサント社から政治資金が流れているとか。
 ちなみにトランプ大統領も問題ないと言ってるらしいです。(^_^;)
 ホントかなあ。(^_^;) 
つまりアメリカの中でも意見が分かれているらしいのです。
 日本でも内閣府の食品安全委員会や農薬のことを扱う日本農薬学会が、ラウンドアップは安全だと、お墨付きを与えているかららしいのです。
 しかも日本の厚生労働省は、アメリカからの輸入小麦が残留農薬値で輸入禁止にならないように、ラウンドアップの成分の残留許可の数値を今までの数百倍に引き上げたというのです。
 ホントかなあ。
そんなこと、何もニュースにならなかったけど。
 でも、ここまで調べたら、もう、ラウンドアップを使う気にはならなくなりました。
 特にモンサント社は、戦前はサッカリンを作って金をもうけ、発がん性があると判明して今では使われなくなり、ベトナム戦争ではアメリカ軍の要請でジャングルを枯らす枯れ葉剤(除草剤よりすごい!)を作って金をもうけ、ベトちゃんドクちゃんを初めとする大勢の奇形児を産みだし、最後はラウンドアップとそれに耐性を持つ遺伝子組み換え種子を生み出して、莫大な金を儲けた企業だったからです。
 ラウンドアップを使ったアメリカや南米の大豆などの大農場の周りでも、かなりの健康被害が出ているという番組を、前にNHKでやってたと思いました。
 とても金儲けより人の健康を考えている会社とは思えません。
 去年あたり、モンサント社は、さらにでかいドイツのバイエルという会社に買収されて、今はその下に入ってるみたいです。
 さらに、最初の頃のラウンドアップの除草成分は、特許だったのですが、特許期間切れで誰でも使えるようになり、今はホームセンターでも、なんと100円ショップでも売られていると言うことでした。
 その除草成分は、何というのか調べてみたら、グリホサートと書いてありました。
そうか、グリホサートか、じゃあ、この前買ってきた安い除草剤にも入っているのかなあ・・・、と見てみたら、
な、なんと、商品名が
グリホサート!!!!!

しかも非農耕地用を買ってしまったから、もっと強烈なやつかも。

農作物に使えませんて、これ、除草剤に耐性を持つ遺伝子組み換えの作物を作る畑の除草剤だったんでしょ。
どういうこと?
とにかくハウスの横の通路にも、これを使うのはやめにしました。
(-_-)
すぐ横は、お隣の畑ですから。
あ〜あ、除草、どうすべえなあ・・・。
(-_-)

ハウス栽培のインデックスへ