もうじき、というか、まだ2ヶ月先ですが（笑）、始まる稲刈りの次に、
刈り取った稲を脱穀するハーベスターを買いました。
もちろんヤフオクで。
こんどは愛知県の豊田市まで引き取りに行ってきました。
もちろん自分のトラックで。（笑）
この写真は、帰り道に東名から接続している東海環状自動車道の鞍ヶ池パーキングエリアで撮った写真です。

ハーベスターというのは、脱穀機にキャタピラーが付いていて、自在に動かすことができるものです。
なぜ動かすのかというと、刈り取った稲は、パイプで作ったやぐらみたいなものに天日干しするのですが、
それを脱穀するとき、いちいち脱穀機の所まで運ぶのでは大変なので、脱穀機を稲の干してある所まで移動させ、
その場で脱穀して袋詰めまでしてしまうというものなのです。
ほぼ、1人でその作業ができてしまいます。

このハーベスターを使っていた農家も、最近はコンバインを導入したそうで、ハーベスターは要らなくなったようです。
というのも、コンバインは、刈り取りから脱穀まで1台でやってしまうので、バインダーとハーベスターの２台分の働きをするからです。
でも、乾燥はできないので、コンバインで刈り取った米は、乾燥機にかけて電気の熱などで人工的に乾燥させなければなりません。
米の食味という点では、天日干しの方がいいそうです。

ということで、今回買ったこのハーベスター、ヤンマーのＰＫＧ７００という形式のものです。
おそらく１０年以上は使っているでしょうが、前の持ち主の方が大事に使って保管していたので、まだピカピカです。
新品なら５０万〜６０万円は下らないものですが、３万５千円で買いました。

インターネット・オークションというものは、本当に便利なもので、ある人にとって役に立たない不要なものが、
それが必要な人には、本当にウソのような値段で安く手に入るので、
いいものに出会ったときには、ほんとうに天の助けのような気がします。
近県だけでも、こんなにいいものに出会えるのですから、ありがたいものです。
取りに行けない青森や、九州や、中国地方には、もっともっといいものもあるんですけどね。（笑）

とにかくこのハーベスター、大事に使わせていただきます。