バインダーの修理

前回の時には、所々、ペンキがはげて、古くさかったので、色のとれた部分にラッカースプレーで塗装して、ちょっときれいになりました。

ほこりと、油まみれだった結束機周辺も、パーツクリーナーで、ピカピカに戻しました。

なかなかやり方が分からなかった結束ひものセットの仕方も、取り扱い説明書のおかげで、すんなりとできるようになりました。

新しいバインダーひももセットして、あとは本番で使うばかりです。

エアクリーナーカバーと、バランスおもりはラッカースプレーで、
マフラーカバーと、中のマフラーは黒い600度Cの耐熱塗料で塗りました。

あとは、ちょっとサビの出ているガソリンタンクも、アイボリーのラッカースプレーで塗りたいです。

裏側もきれいになりました。

タイヤも、タイヤスプレーで汚れを落としたら、けっこうピカピカになりました。
ヒビはあるけど、まだ大丈夫そうです。

こっちのタイヤにもちょっと大きなヒビがあるけど、チューブタイプなので、まだ大丈夫。

エアクリーナーの後ろのキャブレターは、まだ掃除してません。
今回はキャブレターの調子はいいのですが、問題があります。
エンジンの回転が、高すぎるのです。
特にアイドリングの時から。

調べてみると、ガバナーという所の調整で直ると分かりました。
矢印の部分です。

エアクリーナーを外してみると、キャブレターが見える状態になります。
この状態でキャブを引っ張ると、外れてきますが、今日はそこまではしません。

マフラーカバーを外すと、キャブレターのアイドル・ストップ・スクリューが押しているパーツがあります。
ガバナーにつながるパーツです。

このレバーを通して、ガバナーにつながっています。

これがガバナーの軸です。
ガバナーとは、調速機というものらしく、
エンジン回転の遠心力を使って速度を一定に保つ働きをするそうです。
エンジン回転が異常に高すぎるときには、この軸を右にいっぱいに回してやれば、
たいてい落ち着くそうです。
それでもダメなときには、少しずつ左に回してやりながら調整するのだそうです。
やってみました。

反対側のナットをゆるめて、ガバナー軸をラジオペンチで右にいっぱいに回して、もう一度ナットを固定しました。
そしたら、異常に高回転だったアイドル回転数が、しっとり落ち着きました。
ちょっと低すぎるくらいになったので、アイドル・ストップ・スクリューを回して、少し回転を上げてやったら、
バッチリ落ち着いて回転するようになりました。
ヤッタネ!
いよいよあとは、本番の稲刈りです。
やるぞ〜〜〜!(笑)