バインダーのそりの修理

修理の終わったバインダーを走らせて、稲刈りの練習をしていたら、いちばん先っぽの部分に付いていたそりが取れてしまいました。
仕方がないので、そりの付いていた部品を外すのですが、ボルトがさび付いていたので、電動グラインダーで切り落としました。

これは反対側に付いているそりです。
この平たい部分が削れて、落ちてしまったのです。

これは真ん中のそりです。
ちょっと小さめです。
とにかく、同じように付けないと、
前が田んぼの土の中に突き刺さってしまいます。
そこで、・・・

3ミリ厚のアルミの板で自作しました。
まずはグラインダーで、そりの形に切り出します。

アルミでも3ミリあるとなかなか固いです。

やっと切り落としました。
グラインダーでバリを削り落としました。

それを、ボルトで取り付けるように、直角に折り曲げます。
これも3ミリもあると非常にやりにくいですが、万力に挟んで、木の棒でひっぱたいて、ほぼ、直角に曲げます。
いちど間違えて反対側に曲げてしまい、もう一度のばして曲げ直しました。
でも、3ミリ厚のアルミは丈夫です。
反対に曲げ直しても、全然平気でした。

元々の部品に、こんな風にボルトオンします。

ボルトの穴に合わせて、ドリルで穴を開けます。

反対側の部品はこうです。
こんな風に付けるようにします。

上部のカバーを取り付けてあった部分が、錆びて落ちてしまったので、アルミの板で自作して、リベットで取り付けます。
ハンドリベッターという道具を買いました。
リベットを、ハンマーでたたかないで、片側から引っ張って止めることができる優れものです。

狭い部品の間に、うまく止められました。

真ん中に穴の開いたリベットを見たことがあるのですが、これで止めたやつだったんだ!

仮留めしてみました。
よさそうです。

これなら、田んぼに突き刺さることもないでしょう。

ちょっと幅が広いですが、気にしない。(笑)

もう一回外して、アイボリーのラッカーで塗装しました。

次の日、乾いて、できあがり。
まあまあですね。(笑)

言われなきゃ、気がつかないくらいのできでしょうか。(笑)
あとの2枚も、もうじきすり切れて、交換することになるかも。