先週、大まかな形はできていましたが、まだちょっと太ったメジロだったので、もう少し削りました。
羽のところも削り出しました。背中の線がいい感じ。(笑)
このおしりのあたりがへこんでいて、いちばん削りにくかったですね。
カッターの刃を替えて、切れる刃で木目に逆らわずに、うまいこと削れました。
クチバシもまずまず。
ほんとはもうちょっと幅がありそうですが、もともとの板が狭いので、これ以上は無理。
前から見ると、バルサ材の木地の穴が目立ちます。
やっぱり胴体の幅がやや細いですね。
ま、若鶏ということで・・・。(笑)
羽は、もう少し後ろに向かって細くなって、まっすぐかも知れない。
難しいですね。
次は、目を入れる穴を空けます。
鉛筆で印を付けます。
反対側にも鉛筆で印を付けます。
彫刻刀の丸刀を使って目の穴をくりぬきます。
こちら側もくりぬきます。
あとからパテを入れて、ビーズかガラスの目を入れる予定。
まだ手に入りません。
お次は足を作ります。
材料はこれ。直径2ミリの銅線。
そして直径1.4ミリの銅クギ。
それをこのミニアンビルと呼ばれる金床の上で、金づちでたたいて鳥の足らしく整形します。
このクギを使って、
こんな風に、足の先と爪の部分を作ります。
くぎの頭をカットして、
やすりで細く薄く削ります。
そして針金の方は、6pほどにカットして、足の太い部分に使います。
足の部分と、台に埋め込む部分を曲げて作ります。
厚めの木に穴を空けて、足を差し込みます。
そこに足先と爪の部分を重ねて、
ホチキスで留めます。
こんな具合になりました。
それを3つつけます。
もう1本、後ろ側の爪も付けて、いよいよハンダごてでくっつけます。
ハイ、1丁上がり。
初めてにしては、なかなかいいできばえですね。
裏から見ると、台に差し込む棒も見えますが、鳥の足らしくも見える・・・、かな。(笑)
もう1本の足もできあがり。
これを鳥の本体にキリで穴を開けて差し込みます。
こうして差し込むと、あとは台座に差し込み用の穴を開ければ、きっちりと立てることができます。
差し込み用の棒がなくても、自立しそうですが。
足がまだ銅の金属色のままなので、ちょっと・・・、ですね。
こちら側のほうが自然な姿勢に近いかな。
おっ、後ろから見るとほんとの鳥が歩いてるみたいなシルエットに見えるなあ・・・。(笑)
予定では、ちょっと上向きにするつもりだったのですが、平面の板の上に置いたら、けっこう下向きになってしまいました。
台を傾けてやれば、上向きになるかな。
次回は、体に色を塗って、足にも肉付けをして色を塗って、目玉を入れて、いよいよメジロの開眼式ですね。(笑)