メジロのカービング

前からやってみたいと思っていたのですが、バードカービングがおもしろそう。
ちょうどNHKの教育で、趣味悠々というのがあって、バルサを使ったカービングをやっていたので、
ついついやってみることにしました。
このバルサ板は、何年も前に買ってあった物です。
長さは30p、幅が8p、厚さが3pのものです。

まず、写真を見ながら、絵を描きます。
いつものように、適当に・・・。(笑)

それをノコギリで大まかに切ります。
バルサだからとっても柔らかい。

はい、大まかな形ができました。

切り出し刀を使って、角を削っていきます。

使ったのは、この切り出し刀。
途中から、刃が太すぎて、普通のカッターに換えました。

平面が済んだら、上から見たところも削ります。
まずはクチバシから。

だんだん鳥らしくなってきました。
だけどまだカラスかな。(笑)

写真を見ながら削ります。
まだスズメみたいです。

前から見たところも写真と比べて削ります。
メジロの顔は、台形だなあ。
ドイツ軍のヘルメットみたい。(笑)

だんだんクチバシを削りだしていきます。
まだ、ヨットの模型と区別がつきません。(笑)

クチバシの上を削って、顔をつけていきます。
今度はハトみたい。(笑)

おお、だいぶメジロらしい顔つきになってきました。
まだまだ頭が太いですね。

わかりにくいですが、クチバシが出てきました。

ちょっと太めのスズメといったところ。(笑)

それでもだいぶ鳥らしくなりました。
野鳥というのは、ほんとにきれいな流線型をしていますね。

尾羽のところも難しい。
削りすぎないように気をつけてちょっとずつ削ります。

羽を背中の上にたたんで付けているので、なかなか表現が難しいです。

クチバシもほとんどできました。
これ以上細くすると、折れてしまいそう。
ただ、ちょっと頭を削りすぎて、おでこの低いメジロになってしまいました。
削りすぎは、修正不可能。
難しいものですね。
次回は、彫刻刀で彫って、目玉を入れて、羽の彫り込みをします。

今はマウスの横で、静かに次の工程を待っています。