栗原の観音さんのある長光寺の裏に、村の竹林があります。
昔から共同で管理してきた竹林です。
ここ数年、伐採した竹を積み重ねておいて、どうしようもなくいっぱいになっていました。
月曜日にミニユンボで穴を掘り、古竹を燃やす準備をしました。
今日は、朝から燃やします。
いつのも重量500キロのミニパワーショベル、ヤンマー スコッピー B05で穴を掘りました。
まだ、古竹が山のように残っています。
左の方のツルが絡まった木は、立ち枯れした杉です。
太いものや笹の付いたものなど、のこぎりだけではとってもやる気にならない量です。
折り重なって積まれています。
入り口の辺はいいのですが、
このあたりに来るとゴミが見え始め、・・・
ここからは荒れ果てた竹林に・・・・。
太い丸太が放置され、
その間をイノシシがタケノコを探してほじくり返してあります。
あ〜あ、・・・。(^_^;)
この古い竹を全て片付けてしまいます。
チェ−ンソーで切っては穴の中に積み上げ、ある程度たまったら燃やします。
あまり火が大きくなると危ないので、燃え始めたら休憩です。
熱くない程度に離れた山の斜面に寝っ転がって、ぼんやり火を眺めています。
火が衰えたら、また切って積みます。
この繰り返し。
次の日です。
また、竹林整備セットを一輪車に積んで出かけます。
心配性のばあちゃんは、やめろやめろと言います。
大丈夫だって・・・。(^_^;)
今日はここです。
う〜む、手強そう。(^_^;)
竹は切って燃やし、丸太は切って積み上げていきます。
昼休みのあと、チェーンソーに燃料を入れます。
YouTubeの動画へのリンクは下の写真です。
燃料は混合ガソリンです。
これは市販の缶ですが、1回目は買って、2回目から中身は自分で作ります。
その方が絶対安いです。
次にチェーンオイルも入れます。
コメリで買った3リットルで980円のものです。
漏斗を使って入れてます。
チェーンの張りは、このナットを緩めて、intenzというところを回して締めます。
ソーチェーンは、オレゴンという会社のパワーシャープというものです。
これは、目立てをするとき、バーを挟んで砥石をセットし、何かに押しつけながら刃を回転させると、
一瞬で刃が目立てされる優れものです。
竹を切ると、たちまち刃が鈍りますが、これで一瞬で切れ味が復活しいます。
非常に便利です。
チェーンソーの目立ては面倒くさい上に難しく、じいちゃんのチェーンソーなんかは何回目立てしても、ちっとも切れるようになりません。
排気量は35cc、バーの長さは35センチですが、切れ味がいいので十分です。
もっと排気量の大きな、馬力のあるチェーンソーも欲しいけど、・・・・・。
ウソウソ。(^_^;)
ここまできました。
あと少し。
またまた古竹の撤去に挑みます。
う〜ん、竹藪の向こう側にもあるなあ・・・。
よくまあこんなにため込んだもんだ。
ここも、ゴミの山でした。
どこかの家庭の庭木の切りくずから、小屋かなんかの古材、戸板までありました。
全て燃やすか、輪切りにしました。
あと少しが長いです。
でも、先が見えてきました。
ちょっと竹藪の先に光が差してきました。(^_^)
もう少し。
とうとう大きな竹や木はなくなりました。
地面が見えてきました。
これで、ほぼ、おしまい。
よく切ったなあ・・・。(^^;)
あとはこのゴミだらけの斜面です。
折り重なった竹が山になっていたところも、地面が見えています。
こうなると、出てきたタケノコも見えるようになります。
竹林の周りには、大きな杉の木がいっぱいあります。
根回りの直径は70センチを超えています。
いい木だなあ・・・。
切って柱にしたいなあ・・・。
ウソウソ。(^_^;)
でも、チェ−ンソーを使って製材する方法もあるんですよ・・・。
ウソウソ。(^o^)
そんなことを考えながらぼんやり火を見ていたら、すっかり夕方になってしまいました。
最終日です。
二度とゴミを捨てられないように、看板を作りました。
入り口のここにはゴミを捨てないように、きれ〜いにしてしまいます。
竹林の奥に1mほどのゴミ穴を掘りました。
ここに捨ててもらいます。
この道具もよく使いました。
竹林は、小さいながら、ほぼ復活しました。
日を浴びて、とってもきれいです。
積み上げられた放置丸太を切った薪です。
丸太切りの様子のYouTubeの動画へのリンクは下の写真です。
出来上がった薪の山。
入り口のあたりもミニユンボで道を拡幅して、入りやすくします。
3時頃から始めて、焼却穴を埋め戻し、夕方、全ての作業が完了しました。
埋め戻しの様子のYouTubeの動画へのリンクは下の写真です。
穴は埋まり、きれいな広場になりました。
ここにもやがて竹が生えてくるはずです。
きれいになりました。
ちょっと古くて腐ってしまった竹は残っていますが・・・。
入り口も広くなりました。
ゴミだらけだったところも、一掃しました。
竹林の中まで見えます。
次の日は長光寺のご開帳の詰め所の当番でした。
朝早くに高速切断機の刃を交換しました。
こんなに小さくなってました。
切るものはこれです。
ビニールハウス用の直径19ミリ、長さ5m50cmの直管パイプです。
これを4つに切ります。
新しい刃は切れ味抜群!
はい、1m37cmの鉄管が20本出来ました。
これを何に使うかというと、・・・・・。
まず、両端を、雨水や土が入らないように、石頭槌でつぶします。
そして、これを地面に打ち込んで、コメリで買ってきた1枚370円くらいのワイヤーメッシュを留めます。
長さは、横2mのワイヤーメッシュを15枚で、30m分です。
留めるのはビニール針金。
こんな感じ。
そう、イノシシよけです。
今まで山積みの古竹に守られていたタケノコを、イノシシから守るためです。
何本出るか分かりませんが、イノシシからは守れます。
今年はこの狭い範囲だけですが、ゆくゆくは村の竹林全体に広げて、イノシシから竹林を守り、
昔の美しい竹林を復活させたいです。
狭いですが、きれいな竹林が出来ました。
でも、少し離れたところは、イノシシに掘られた穴だらけです。
でもここだけは大丈夫。(^_^)
来年は孫とタケノコ掘りをしたいなあ・・・。(^_^)