舷側張りその2

昨日に続いて、舷側を張ります。
その前に、古い舷側を剥がします。
結局新しい板と古い板が、うまく合わなくなったため。

全て剥がしました。
7mmの真ちゅうクギは、ペンチで簡単に抜けましたが、20数年経って、頭はけっこう錆びていました。

真ん中辺は、前後の板の幅がほとんど変わらず、ほとんどそのまま張れたので、スイスイと進みました。

だんだん下の方に行くほど、前後の面積が減ってくるので、また、細く削らなければなりません。
結局、今日は、左右とも上から14枚目まで張ることができました。
昨日6〜7枚だったから、今日も7枚くらいずつと言うことになります。

今日はもう、舷側用の8mm幅のヒノキの板が1枚しかなくなってしまいました。

あとは底面を残すのみとなりました。

でも、ここからが難しそうです。
真っ直ぐな板では、歪みが出るのです。
できれば、くの字型の細い板がほしいところです。
自作するしかないのでしょうか。

とりあえず、ここまで張れました。

やはり斜め後ろがいちばんかっこいいですね。

ミニ造船所という感じです。

上の面は、後ろへ行くほど、少し下がっているような感じがしますが、
ま、許容範囲かな。(笑)

斜め前から見てもいい感じ。

よーく見ると、張り合わせに隙間があるのはご愛敬。(笑)
あとで裏から何とか埋めましょう。

前から見ると、けっこう四角です。

斜め下から見ると、日本の千石船みたいな感じにも見えますね。
あ〜あ、いちばん下の板、隙間が空いてます。(笑)

斜め上から見ると、骨組みがよく見えます。
甲板を張ってしまうと、見えなくなります。
あ、そうだ、舷側に大砲をうつ窓を開けると、大砲を並べる中甲板が必要だった。
でも、この舷側板、大砲の窓を開けても大丈夫かなあ。
前後はかなり木を曲げてテンションかかってるけど、真ん中辺なら大丈夫かな。

一応、サンタマリアとか、昔の船の図面を元にして、推定して設計図を描いて、ここまで作ったのですが、
ずいぶん丸みがあります。
ほんとにこんなにずんぐりむっくりした船体だったのかな。
実際に船底にバラストを積んで、防水処理をして、水に浮かべて走らせてみたいな・・・、
なんてついつい考えてしまいます。
どうせ実際の船とはかなり違っているだろうし・・・。(笑)