稲刈りと平行して、こんなこともしていました。
金属加工です。
というのも、田植えをやったときは、自分で田植機を操作したので、田植えの様子を記録することはできませんでした。
今度の稲刈りは、ぜひビデオに撮りたいと思っていたのですが、GOPROという超小型の広角のビデオには、三脚用の穴がなくて、
代わりに下の写真のような固定のためのプレートが付いています。
これを3脚に取り付けられるように加工しなければなりません。
さあ、楽しい金属加工の始まりです。(笑)
プレートの裏側には、強力な両面テープが付いています。
平坦な面があれば、簡単に固定できます。
そこで、・・・
3ミリのアルミ板を2枚重ねて、アロンアルファでくっつけて、それに貼り付けて、
その裏に3脚用の穴を開ければできあがり。
簡単だ〜、と思っていました。
3脚のボルトはこれです。
ん〜・・・、M8ボルトかな。
と見当を付けて、コメリでタップを買ってきました。
ポンチで軽くへこみを作り、・・・
ドリルで穴を開け、・・・
アロンアルファでくっつけてできあがり、・・・
と思ったら、ちょっと加工するだけで、すぐ取れてしまいます。
だめだこりゃ。
もっとしっかり、ボルトオンでくっつけなきゃ。
ということで、すぐに作り直し。
4隅をボルトで固定するために、大きめに切ることにしました。
またディスクグラインダーの出番です。
このダイヤモンドディスクというのを使ったのですが、
どうもこのディスク、前にレンガ切りの時に使ったものらしく、金属向けではなかったみたいです。
とにかくこれしかなかったので、クランプで固定して切り始めました。
ところが、切れない切れない・・・。
ものすごく時間がかかって、結局、こんなに汚く切れてしまいました。(笑)
金属専用のディスクを使えば、本当にきれいにスパッと切れたのに。
このバリを取るための研磨用のディスクはありました。
これを使うと早く、きれいに取れました。
はい、完成です。
エッジまできれいに取れました。
これなら4隅がボルトで固定できます。
8ミリの穴を開けて、M6のボルト4本で固定しました。
これならちょっとぐらい加工しても絶対外れません。
裏は削り後が汚いけど、まあ、ご愛敬。(笑)
ここにこのようにビデオを取り付けるプレートを貼り付けます。
さあ、あとは3脚の穴を開けるだけです。
と思って、3脚のネジを見たら、なんかM8のボルトとピッチが違うような・・・。
エッ、まさか・・・。
と思ったら、悪い予感は当たりました。
ネットで調べてみたら、3脚のネジは、ミリ単位ではなく、インチ単位で、W1/4 20 という形式のものでした。
あ〜〜あ。(笑)
ということは、コメリで買ったこのタップではダメです。
このあとハンディに行ってみましたが、ハンディにもミリ単位のものしかありません。
カインズホームにもありませんでした。
あ〜あ、これで自作はダメか・・・。
と思ったら、・・・
ネットの通販にありました。注文して何日かで手に入れることができました。
再び、再開です。
また、ポンチでへこみを作り、・・・
タップの説明書にある指定された大きさの穴を開け、・・・
3本あるタップのうち、荒仕上げ用のタップでネジを切ります。
機械油を差しながら、4分の3回転回して、4分の1回転戻し、・・・、を繰り返して貫通させます。
つぎにそれを抜いて、中仕上げ用のタップを使い、また、同じようにネジを切ります。
最後に、仕上げ用のタップを差し込んで、ネジを切ります。
といっても、このときはほとんど抵抗がなくなっています。
貫通しました。
これがネットで買った1/4 W 20 のタップです。
ミニ3脚を取り付けてみました。
OKです。
いい感じ。
ほとんどすれすれで、表までネジが出ませんでした。
裏から見るとこうなります。
楽しい工作、終了。(笑)
こうして無事、GOPRO HERO2 という広角ビデオを3脚にセットできるようになりました。
めでたし。(笑)