地震・津波対策

東日本大震災の後、東海地震による津波の予想が変更されました。
我が家は、駿河湾のいちばん奥深くに位置するところです。
でも、近くに天皇陛下の滞在地だった御用邸があるし、6mの高さの堤防もあるし、
家の地盤も砂州の上で周りの低地よりは高いところにあるから、大丈夫だろうと高をくくっていました。

ところが、先月配られた地震津波ハザードマップでは、家の付近は正に浸水域の中でした。
しかも、今日発表された新しい東海・東南海・南海地震の連動した巨大地震では、静岡県の浜岡原発付近で20m、
伊豆の松崎でも20mの津波が来るとか。
沼津でもそんなのが来たらもう完全にアウトです。

そこで、自衛手段です。
地震の後、5分くらいで津波が来るそうですので、このライフジャケットを着て、近くの3階建ての病院に逃げます。
近くに住む息子夫婦にもライフジャケットを買いました。
しかし、問題が・・・。

去年生まれた孫は、まだ小さくて子供用のライフジャケットでも大きすぎて、普通に着けただけではすぽんと抜けてしまうおそれが。(笑)
そこで、ピッタリ合いそうな小さいシャツを買ってきて、ライフジャケットの裏に縫いつけます。

えり周り、そで周り、後ろと前と、とれないように縫いつけました。

そでも通しにくいと、いざというとき間に合わないので、半袖くらいにまくって、縫いつけました。

完成です。
これでまあ、避難するときの準備としてはOKですね。

おっと、まだだった。
ライフジャケットには下の方にベルトが付いていて、これを股の所にかけないと、せっかく浮力で浮き上がっても、
ライフジャケットが上にスポンと外れて、人の体が下の水中に落ちてしまいます。
大人用のライフジャケットには、その固定ベルトが2本付いているのですが、この子供用には1本しかありません。
明日は手芸店に行って、ベルトとバックルを買ってきて、もう1本の固定ベルトも自作します。

そうしたら万が一、流されても、確実に沈まないで浮いていられ、助かる可能性はかなり高くなります。
東海地震は、もう確実に来ると言われています。
でも、できれば、ずっとこんなライフジャケットを使うことがない方がいいですね。