めだか観察用水槽

学校で使うめだかの観察用水槽を作ります。
水槽と言っても、1つが5センチ×8センチほどの小さなやつです。
理科では大先輩の木口先生のホームページから教えてもらいました。
ここです。↓
http://kiguchi.a.la9.jp/K_medakakansatu.html
アクリル板を切るのは簡単です。
アクリル板カッターでひっかいて傷つけて、パキンと折ります。
6班あるので、6個分、部品は作ってありました。

問題は、折り曲げです。
アクリル板を折り曲げる道具も、ジャンボエンチョーで売っているのですが、
値段がなんと7800円!!!!!
高い!!!!!
たかが電熱器でしょ。
でも、安定して熱を供給して、安全に使えるように作ると、そのくらいになるのでしょう。
あんまり数も売れないだろうし。
ということで、自作することにしました。
これです。
直径9ミリ、長さ900ミリの鉄の棒。
お値段なんと100円!!!!!
安い!!!!!

棒受けは、集成材のあまりで作ります。幅15センチ、厚さ3センチの板です。
ガスレンジの火が届く高さで、適当に印を付けます。

電動丸鋸と、電動ドリルで切り取って穴を開けました。
穴は、1センチにしました。

これをこんな風にガスレンジにセットします。

鉄棒の上に小さな穴を開けました。

鉄棒が動かないように、木ねじで留めてしまいます。

ガスに点火。
強火で5分くらい。
充分熱したところで、アクリル板を当てて、折り曲げます。
1分ぐらい暖めると、グニャッと曲がってきて、反対側に適当な角度まで曲げて、
そこで保持していると、1分ほどで固まります。

ハイ、6セット曲げました。

これの両側に、アクリル板の四角く切ったやつをアクリル接着剤で接着します。

まずは、セロテープで仮留め。

接着液を隙間に垂らすと、スーッと浸透して、あっという間にくっつきます。
液が多少垂れるので、新聞紙の上で乾かします。

5分くらいで完成。
さっそく水を入れてみました。
おみごと。(笑)
水漏れなし。
それもそのはず。
この水槽を作るのも、もう3度目くらいかな。

こちらは横から見たところ。
水道の水の中の泡まで、きれいに見えます。
下が三角で細くなっているので、メダカが落ち着くと自然に横向きになって
非常に観察しやすくなります。
明日はうまくメダカが見られそうです。