テレビを固定します

先日作ったテレビ台は、まことに具合がいいのですが、ちょっと心配があります。
地震の時、倒れて、壊れそうなことです。

一応、テレビに付いていた固定用のバンドを、後ろに付けてあるのですが、前はなし。
地震が来れば、一発で倒れるのは目に見えています。
そこで、台に固定してしまうことにしました。

道具はこれ。
3ミリ径のアルミの針金、電動ドリルです。
前に、室内洗濯物干しを付けるときに使った15ミリ径の木工用ドリル刃を使います。

まずは鉛筆で位置決め。
だいたい適当に・・・。(笑)
てこが働くように、なるべく中心から遠い位置に固定します。

こっち側も・・・。
もちろん裏側も。

こんな風に、8本、穴を開けることになります。
2バイ6のムクの木材は、この程度の穴を開けても、全然強度的な問題なし。
いいでしょう、手作りは。

ドリル刃をセットして、一気に開けます。

はい、開きました。
表はきれいですが、どうしても裏側はすこし毛羽立ちます。
まあ、見えないからいいけど・・・。

穴を開けたあと、テレビを載せます。
ピッタリ。

そこに、このようにアルミ針金を2重にして、先に輪を付けます。

テレビの足を挟んで、穴に通します。

このようになります。

裏側で、ちょうど番線を締めるように、巻き付けます。
アルミの針金は、柔らかくて、ここまでは手で行きます。

最後に穴にドライバを差し込んで、グッとねじります。

はい、固定完了。
ちょっとやそっとじゃとれませんよ。

余った針金は切り取ります。

これを左右両方留めて、できあがり。

後ろも2カ所。

はい、固定完成。
これなら震度6でも大丈夫。
下にキャスターが付いてるので、動くことはあるかも知れませんが、テレビが外れて落ちることはありません。
台は、ムクの木で20キロ以上ありますから、たぶん倒れることもないでしょう。
やったね。(笑)

ついでにもう一つ。
前にアンテナとブースターを設置したとき、ブースターの電源部を室内のテレビの前に付けました。
そしたら、そのテレビだけは映るんだけど、他のテレビが映りません。
屋根裏の5分岐の分配器の前に付けなきゃダメでした。

ということで、屋外のブースターからきた線を、電源部につないで、そこから5分配機へつなぎました。
これで、室内のどの部屋のテレビもきれいに映るようになりました。
やれやれ。
やっぱり素人工事はやり直しが多いです。
でもまあ、いろいろ勉強になりますけど・・・。(笑)