地デジテレビ導入

我が家はアナログテレビです。
しかも、古い20型のブラウン管式のテレビを引っ越しの時処分してしまったので、15インチの液晶しかありません。
そこで、だいぶ安くなったので、とうとう地デジテレビを買いました。
シャープのアクオス32インチ、エスポットで129000円でした。

早速出して並べてみると、対角線で約2倍、面積で約4倍といったところでしょうか。

アナログテレビの方から、アンテナ線を外します。
このアンテナ線には、UHFとVHFの混ざった線がありますが、そのUHFの中に、デジタル信号も混ざっているらしいです。
何も機材を買い足す必要はありませんでした。
もっとも、去年の引っ越しでUHFのアンテナを買うとき、地デジ対応となっていたので、よかったんですね。
今はほとんどそうなってるのかな。

UHFとVHFの混合した線と、BSの線を接続しました。
それから、デジタル放送を受信する際に必要だというB−CAS(ビーキャス)カードと言うのが付属品に付いていて、
それを本体に差し込みます。
それから電源を入れると、自動的に初期設定の画面が出ます。
信号強度を確認して、静岡県や、郵便番号をリモコンで入力します。
その後、地上アナログ放送と、地上デジタル放送のチャンネルを、テレビが自動的に設定してくれました。
これで完了。
あっという間に地デジが見られるようになりました。
スゴイ!!
簡単!!

さて、それから泥縄で、急いでテレビ台を作ります。
買えば1万円。
作れば材料費だけ・・・。
前に台所で使っていたテーブルの天板を、引っ越しの時とってあったので、それを使います。
半分にカットして、・・・、あれ???

ところが、切ってビックリ。
上下をベニヤ版で挟んで、中味は段ボールのハニカム構造でした。
あちゃ〜〜〜〜〜〜。
これじゃ作れません。
ショック。
既製品のテーブルって、中味はみんなこんななのかなあ・・・。

仕方がないので、いつもの2バイ4、じゃなくて、今回は2バイ6の板にしました。
厚さ4センチ、幅13.5センチ、長さ184センチのホワイトウッドが1本400円くらい。
これを5本で2000円ほど。
あと、2バイ4も1本。
これにキャスター1個300円くらいのを6個付けて1800円くらい。
全部で4000円ちょっと。
1万円出して既製品買うよりずっといいものが出来ます。

3枚で天板にします。

カットした木目を見ると、なかなかつまっていていい板です。
やっぱり木はムクでなくちゃ。

はい、材料は出来上がり。

天板の角をカットします。

カンナがけして、きれいにします。

こんな具合に下に横木を取り付けます。

そこにこんな具合に足を付ける予定。

天板を留める横木にビスを打つ穴を開けます。
ビスの頭を埋め込む、8ミリくらいの穴を1pくらい開け、その下にビスを通す細い穴を貫通させておきます。

こんな具合に約5pのコーススレッドというビスで止めます。

はい、天板完成。

同様に底板も完成。
底板は、斜めにする必要なかったのに、カットしてしまいました。
後ろに回して見えないようにします。(笑)

右が天板、左が底板、真ん中が柱となる部品です。
外で組み立ててしまうと、大きくて重たくて大変なので、中で組み立てます。

まずは天板に足を取り付けます。
コーススレッドを、電動インパクトドライバで打ち込みます。

底板を付けて、それにキャスターを取り付けます。
自由に動くようにと、真ん中が重さでたわまないように、6個取り付けました。
キャスターは1個あたり耐荷重30キロなので、6個で180キロまで耐えられます。
テレビは約20キロくらいなので、余裕しゃくしゃく。
スイスイ動かせます。

テレビ台本体の重さを量ってみました。
21.7キロでした。
ま、市販品の2倍といったところかな。
これなら台が軽くてトップヘビーになってすぐ倒れるなんて事もないでしょう。
テレビと合わせても40キロちょっと。
けっこう重いものですね。

本日の奮闘のあとです。
久しぶりに思いっきりたくさんやったカンナがけが気持ちよかったです。

さて、できあがった台にテレビを乗せてみました。
前の台よりだいぶ下がって、いい感じ。

これにビデオ3台、DVDプレーヤー1台を載せてみました。
ピッタリ収まります。
後ろの配線が見えるのが玉に瑕。
あとでなんとかしたいなあ。
ちょうど大河ドラマに間に合いました。

うわあ、メチャクチャきれい。
いままでのアナログのチラチラは何だったんだろう。
しかもものすごく明るい!!
ちょっと目がチカチカする。(笑)
でも、よかった、すんなり地デジに移行できて。
もっと面倒なものかと思っていました。
案ずるより産むがやすしですね。