木工・竹細工クラブをやることになりました。
そこでまず見本づくり。
材料は、余った木っ端や切り倒した孟宗竹など。
今回は、2×4の端材でヨットを作ります。
大きさは、幅9センチ、長さ30センチ、厚さ4.5センチ位。
まずは船首の部分。
えんぴつで適当に・・・。(笑)
丸ノコで切り落とします。
船尾も、適当に・・・。(笑)
そしてカンナがけ。
これがいちばん楽しいんですよね。 ホワイトウッドは柔らかくて加工しやすい。すぐにこれくらい削れます。
右を削ったら左と、左右同じ位ずつ削ります。
だんだん削れてきました。
船首らしくなってきたぞ。
まだまだ左右不揃いです。
だいぶそろってきたぞ。
いい感じで丸くなってきました。
船尾も削ります。
丸くなりました。
船尾はこんなもんで・・・。(笑)
ほぼ船体完成。木目がきれいに出ました。
船首も木目がきれいです。
船尾はちょっと角張ってるけど、まあ、この程度かなと。
船首の角度もこんなものかな。
ほんとはもっととがってるかもしれないけど、まあいいでしょう。
上は真っ平ら。 下は流線型です。
横も滑らかな流線型です。
次はマストを作ります。材料は角材。 これを少しずつ削って丸くします。
はい、できあがり。 下は角材のまま、上は丸棒にします。
お次はブーム、だったかな。
帆を取り付ける横棒の部分です。
これも角材から削り出します。 少しずつ削って、
はいできあがり。
マストを立てる部分を作ります。
マストの下部にも金具を通す穴を開けます。
釘を使って固定します。
ボンドでくっつけて、
あらかじめ割れないようにキリで穴を開けたところに釘を打ちます。
はいできあがり。
一応、釘を抜けばマストをはずすことができます。
マストを支えるリグ、だったかな。針金で四方から支えます。
針金の留め具は釘です。
マストにはビニール被覆の針金で、リグをかける金具を固定します。
ブームにも、針金で固定金具をつけます。
船首にも帆を張るロープを通す金具を作り、釘で止めます。
ビニールを切って帆を作り、細い針金と、たこ糸を使って帆を張ればできあがり。
ちょうどいいパン屋さんのビニール袋があったので使いました。
何だか本物のヨットの帆みたいでしょ。
前の帆も、後ろの帆も、ロープで上げ下げできます。
もちろん、左右に動かせます。
帆のロープの固定金具は、真鍮のひートンを使いました。
帆布をブームに固定するのには、細いステンレスの針金を使いました。
糸で縫わなくてよいので、簡単にできます。
帆柱の金具は、全てビニール被覆の針金。
黒いと何となくいい感じでしょ。
お次は、この金具、何だか分かりますか?
ホームアシストで買ってきたDIY用品で1本10円の鉄板です。
ペンチで上の方を直角に曲げます。
そう、水に浮かべたとき、ひっくり返らないようにするバランス用のおもりです。
だいたい真ん中になるように木ネジで取り付けました。
ほんとは真ん中がいいのでしょうが、マストがちょっと前で、かなり前が沈みそうなので、少し後ろにつけました。
これで水に浮かべてみました。
浮くのはいいのですが、舵がついてないので、風を送ると回ってしまいました。
あと、ブリキかなんかで、船尾に舵をつければ完成ですね。
何とか見本になるかな。(笑)