上高地の秋

3連休の初日と2日目に、上高地に行ってきました。
すばらしい秋晴れに恵まれ、途中の中央道のパーキングエリアから八ヶ岳もくっきり見えます。

こんなにくっきり見えるのは珍しいことです。
まだ、紅葉にはちょっと早い感じです。

しかし、上高地まで来ると、空気は冷たく、早くも秋の気配でした。
大正池の水は澄んでいましたが、夏の時よりも水量が少なくなっていました。

こちらは焼岳。
大正時代の噴火で、梓川をせき止め、大正池を作った活火山です。
今も噴煙を上げていると言われていますが、残念ながら見えません。
大正池の中には、その当時できた立ち枯れの木が今も残っています。

その焼岳も、今はだいぶ浸食されて、大きな割れ目が何本も山肌を削っています。

こちらは田代湿原。
夏は緑の草原でしたが、今はすっかり枯れ草です。
ここもすっかり土砂に埋まっています。

カッパ橋に向かう途中の白樺です。
真っ青な青空に風が吹き、サラサラと揺れています。
紅葉が始まり、もう少しですっかり落葉してしまうそうです。
向こう側に見えるのは、穂高岳。

唐松の葉もだいぶ色づいています。
ナナカマドの葉はすっかり紅葉し、真っ赤な実を付けています。

河童橋に行く途中の穂高岳です。
夏の時よりだいぶ雪渓が小さくなっています。

河童橋につきました。

橋の上はごった返しています。
イモを洗うようです。

でも、河原に下りると、清流が流れ、ホッと一息できます。

帰りの諏訪湖も、夏の緑色の濁った水と違い、ちょっときれいになっていました。
秋はいいですね。