日本丸見物

2010年10月16日、久能山東照宮へ向かう途中、清水港に日本丸が入港しているという看板が見えました。
本物の帆船は見たことがなかったので、即、寄り道することにしました。
道順に従って日の出埠頭へ向かいます。
駐車場もありました。
数台のバイクの横にDRをとめて波止場に向かうと、ありました。
日本丸です。
でかい!

この日はやや曇りですが、富士山も顔を出していました。
清水港の中は波は静かです。

ちょうど逆光になってしまいましたが、夢中で撮りました。
後ろ姿は、今は紀伊半島沖に沈んでしまった海上ホテルとして使われたスカンジナビア号、ステラポラリスに似ています。
たしかこんな彫刻があったような。
日本丸にもこんな優美な彫刻があるとは知りませんでした。 

少しずつ、前の方へ移動しながら撮影していきます。
帆柱が大きい!

岸壁からはしごがかかっていました。
岸壁からでも甲板まで3mくらいあるでしょうか。

真ん中へんから後ろを見てもきれいです。
救命用?のエンジン付きカッターボートは、30人乗りくらいでした。 
大きい!

そして圧巻なのがこの帆柱。
電信柱2本分くらいあるんじゃないでしょうか。
時々セイルドリルといって、この帆柱に上って帆を張る訓練をやるみたいですが、
恐ろしくて見てられないですね。
自分で登ろうなんて全く思いません。
海の上で船が走っているとき登ったら、揺れて恐ろしくて降りてこられないだろうな。(笑)

船首部分です。
黄金のフィギュアヘッドがありました。
さすがは帆船。

前方にも三角帆をはるマストが張り出しています。

船首から、船尾まで。

前からの全景です。
でかい!
これが本当に風の力だけで動くのだろうか?
帆柱がなければ、海上保安庁の鋼鉄の巡視艇と何ら変わりません。

カメラを持ったファンの人が大勢いました。

これくらいの角度がいいかな。
もう少し空が青くて、真っ白な帆が張られていたら、本当に「海の貴婦人」という言葉がふさわしいですね。
帆走するところを見てみたいものです。