後輪スポーク張り替え

待ちに待った工具が来ました。
スプロケットリムーバーです。 
1つは、小さい方で、TL-LR10 HG/IGスプロケットロックリング抜き工具 ソケットレンチ(1/2インチ)用  \787
もう一つは、大きい方で、TL-SR20 スプロケット抜き工具    \2,047
両方とも、shimano純正。

さっそくリヤタイヤのスポーク張り替えにかかります。

まずはハブのロックネジをはずします。

ブレーキワイヤーをゆるめます。

はい、後輪がはずれました。

さっそくスプロケットはずしを取り付けます。

もう一つの工具をチェーンに掛けて、スパナで回します。

力を入れるヒマもなく、あっけなくはずれました。
こんなに簡単にはずれるなら、チェーンに掛ける工具は要らなかったなあ。ガックリ。

スプロケットの固定金具がはずれると、リヤースプロケットがはずれました。全部で7段。

後ろはプラスチックのプロテクターがあったこともあり、磨いたらピカピカでした。

これはプラスチックのプロテクター。
3カ所で支えるようになっていましたが、2カ所折れて、ガタガタの状態でした。
もう要らないかな。

スプロケットをはずした状態のリアハブです。

ワイヤーブラシとCRCでピカピカにしてしまいます。

ハブの中心分もピカピカにしてしまいます。
そしていよいよ、スポーク交換。
約2時間てところでしょうか。

はい、交換完了。全32本だったかな。

まだ、ピンと張ってないのでゆるゆるです。

スプロケットを戻す前に、ハブの中にグリスを詰めます。

スプロケットを戻します。いちばん大きいギヤから5枚は、ひとまとまりになってくっついていました。

その外側に6段目の小さいギヤを載せます。

さらにその外側に、7段目のいちばん小さいギヤを載せます。

これで完了。

スプロケットのカバーを閉めて、ソケットレンチを噛ませてスパナで固定します。

今回はプラスチックのカバーは取ってしまいました。

そしていよいよスポーク張りです。1本ずつ、少しずつ張っていきます。

リヤのスポークは、前輪と違い、ギヤの厚みがあるので、その分、左右のハブからフレームまでの長さが違います。
つまり、左右同じ強さで張っていると、タイヤの中心がギヤのない側へと寄ってしまうのです。

ギヤのある方は、3cmちょっとあるのに、・・・

ない方は2.5cmしかありません。
このままでは、ブレーキのパッドが当たる面が左右でずれてしまいます。

そこで、ギヤの付いている方を強く張って、この差を少なくするわけですが、夜になったので、とりあえず、今日はここまで。

きれいに張れました。

次の日、後ろのブレーキもついでに磨きます。

はい、ピカピカ。

左側も、

はい、ピカピカ。

そして、ギヤの側を強く張って、タイヤの中心をだいたい真ん中にもってきました。

リアブレーキもピカピカです。
キャッツアイという反射材は、なぜか左側に付いていましたが、道路の左車線を走ることを考えると、
右側の方がいいので付け替えました。

もう一つ、ダウンチューブの下の方に、何だか変なプラスチックの部品が・・・。

はずしてみたら、どうやらフロントギヤからチェーンが外れてしまった時のプロテクターのようです。
これも要らないので、はずしてしまいました。

そしていよいよ、最後に残ったのが、この変速レバーです。
フロントもリアも、どうも調子が悪くて、きちんと変速できません。

ブレーキと一体型なので、ふだんはなかなか整備できません。

はずして、開けてみたらビックリ。まるでリールのような精密機械です。
さすがはshimanoです。
これ以上分解すると、元に戻せなくなりそうなので、ここまでにしてCRCをぶっかけて掃除しました。

左右とも分解掃除完了。
カチカチっと変速できるようになりました。

これにてリアスポーク交換と、それに付随した修理完了です。
きれいになりました。
そしたら今度はチェーンの錆色がちょっと気になりますね。
スタンドの錆びもいやだなあ。
きりがないですね。(笑)

カゴも黒いのはママチャリっぽいので、前、ラクッションに付いてたシルバーのカゴに換えてしまいました。

はい、完成です。
フロントもリアもピカピカ。
次はどこかなあ。(笑)