ＰＥＮＴＡＸ　ＤＩＧＩＢＩＮＯ　ＤＢ１００

ちょっと変わったデジカメがこれです。

ちょっと目にはコンパクトな双眼鏡のようですが、中央にデジタルカメラが組み込んであります。
ペンタックスファンなので、ついつい買ってしまいました。
完全な衝動買いですね。
前面には双眼鏡のレンズと、デジカメ部のレンズがあります。

背面には、双眼鏡の接眼レンズだけです。
デジカメのピント合わせは、このレンズを通していっしょに行うようです。

本体の左右を持って引っ張ると、本体がスライドするので、
ちょうど良い目の幅になるように合わせます。
前面のデジカメレンズの下のボタンを下へスライドすると、デジカメレンズが現れます。
そこで上面の小さな液晶画面を引き起こして、ＤＩＳＰＬＡＹボタンを押すと液晶に撮影画像が出ます。

この液晶は、小さいくせに、ものすごく電池を食うので、液晶を見ないで、双眼鏡レンズを通して確認した方が電池は長持ちします。
まあ他のデジカメと同じですね。

こちらが撮影準備ＯＫの状態の前面です。デジカメレンズのふたが開いているのが分かります。

わたしは液晶画面は見ないで、この状態で撮影することが多いです。

シャッターボタンは、右上面。押す感覚は、普通のデジカメと同じようで、あまり早くありません。
連写で高速シャッターも切れますが、１枚ずつ撮ると、けっこう記録に時間がかかります。
撮った写真のファイルは、内部メモリーしかないので、ＵＳＢケーブルで直接パソコンに取り込みます。

オリンパスのＣ９００で富士山を撮ると、こんな感じの風景ですが、デジビノではこんなになります。

海岸風景を撮ると、こんなになります。

撮影画素はそれほど高くないので、画面はざらざらしていますが、とにかく望遠がききます。

ただ、望遠鏡のレンズを通して焦点を合わせるのですが、焦点の調節つまみがやや固くて回しにくく、
ピントがいまいち合いにくい点があります。デジビノの欠点ですね。

新型のデジビノ２００では、内部メモリーだけでなく、カードも追加されたと言うことですから、
きっと焦点調節つまみも改善されてるんじゃないかなあ。
あ〜あ、焦って新型を買うんじゃなかった・・・。（笑）