平成17年8月24日、地盤調査をしてもらいました。
調査会社は、アートクレーン株式会社というところです。
調査方法は、スウェーデン式サウンディング試験法という方式です。
下の写真のように、機械で鉄の棒を地面に突き刺し、そのときの抵抗を測定するやり方です。
まあ、昔からの海岸地帯だし、砂とれきの混ざったけっこう固い地盤だろうと予想していたので、
結果はそんなに悪くは出ないだろうと思っていました。
調査箇所は、下の図のように、建物を建てる4隅と中心部の5カ所です。
当日は私は所用で現場に立ち会うことはできませんでしたが、むらまつハウスのYさんが立ち会ってくれました。
下の図で5カ所目のE地点は、下に石かなんかが埋まっていたらしく、場所を移動して3回やったけど、
途中までしか掘れなかったようです。
ここは、しかたないですね。
これが調査地点1、A地点の結果です。地上から1.25mのところに荷重Wswの換算N値が1.5しかないところがあります。
砂地では、換算N値は5以上ないと、軟弱地盤とされています。
ちょっとまずい結果です。
これは調査地点2、B地点の結果です。やはり、0.75m、1.00m、1.25m付近に軟弱地盤があります。
これは調査地点3、C地点、建物の中央部分です。やはり、1.25mと1.50m付近が軟弱です。
これは調査地点4,D地点です。1.00m付近が軟弱です。
結局、下の様な判定になりました。
この土地は砂地でいい地盤なのですが、表面から1.2mほどは盛り土で、その盛り土と元の地盤との
境目当たりがゆるいのです。
その対策として、調査会社のアーットクレーンは、下の様な地盤改良工事が必要ではないかということになりました。
元の地盤の1.50m付近まで、セメントを入れて強固な地盤を作る地盤改良工事です。
約60万円ほどかかると言うことでした。
近くの3軒の家を建てた時には、地盤改良工事はやっていなかったと思います。
しかし、調査結果がこれで、改良工事をやらないで、東海地震で家が倒壊したら悔やみ切れません。
ようし、やるぞ、地盤改良工事!!!
といっても、やってもらうんですけどね。(笑)