2月の3日の金曜日、1日で2階の建て方がほとんど出来上がっていました。
今日は4日の土曜日、いよいよ棟上げの日です。
朝、8時前にいってみると、既に大工さんの棟梁と数人の大工さんたちが来ていました。
あとは柱の間に筋交いを入れたり、柱を金具で固定して、構造用外板を貼るだけです。
お隣との間には、目隠しのネットが張られています。
切り妻屋根の北側斜面には、もう既にトップライトが設置されていました。
2階の東側の天井は、梁表しの傾斜天井です。
梁の間を広くするために、太い梁を使っています。
東側から朝日が当たって、構造材がきれいに浮き上がって見えます。
西側からです。竹藪に映えてきれいです。
まだ壁がないので、屋根の形が際だって、なんだか大仏殿みたいな形です。
こちらは2階のベランダ部分。梁はできていますが、まだ本物の板ではなく、仮の板が置いてあるだけです。
屋根の下の部分です。屋根の垂木を抑える金具がつけられています。
2階の柱も、全て金具で2階の土台に固定されます。
ステンレスのプレートを、四角い穴のスクエアビスで固定しています。
こちらは屋根の下地のアスファルトルーフィング。
これを敷いてしまえば、雨が降っても大丈夫。
こちらは2階の梁と、柱を固定するビス止めのホールダウン金物です。
2階の壁にも筋交いが入ります。
屋根の上には、アスファルトルーフィングが貼られました。
2階の柱の金具や筋交いが付くと、いよいよ壁の構造用合板貼りです。
2階は初めに大きな板を張り付けてから、窓の部分を丸鋸で切り抜いていました。
こちらは窓枠を取り付けています。
こちらは西側の窓の穴を丸鋸で切り抜いています。
こうして午後4時には全ての仕事が完了。
とうとう棟上げ式となりました。
鯛の尾頭付きや、野菜、粗塩、洗い米、お供え餅、酒などを供えて、地鎮祭の時に使った幣帛を飾って、祭壇とします。
天井裏の棟持ち柱に取り付けるお飾りを飾って、2階の床で行いました。
現場監督のYさんが司会進行してくれて、大工の棟梁のMさんが取り仕切ってくれました。
このあと、近頃では珍しくなった餅まきをして、無事、棟上げ祭を終わりました。
今では、大工さんたちもみんな遠くから車で来るので、棟上げ祭のあとの直来で酒席を設けることはしなくなりました。
ちょっと寂しいですが、棟梁と、大工さんたちにご祝儀と、お赤飯を差し上げてお開きとなりました。