室内物干し

我が家には、2階のベランダがあり、洗濯物はそこに干せますが、普段の日は部屋干しが多いです。
そこで室内に物干し竿をかけられる室内物干しを作りました。
使った道具はこの木工ドリル。
ドリル刃は、梁を貫通できる長さ15センチ以上あるやつです。

室内のじゃまにならない場所ということで、リビングの南端、ベランダに近い場所に取り付けます。
脚立を持ってきて、太い梁の真ん中辺に穴を開けました。
ここです。
ドリルで穴を開けると、木の香りがして、とってもいいにおい。

穴の直径は12ミリ。

そこにこの直径12ミリ、長さ15センチほどの鉄のボルトを通します。

そこに、この羽子板金具を取り付けます。
もともとは建物の構造用の耐震金具です。
鉄製なのでとっても安い。
1本100円とか、150円といった値段です。

これをこう取り付けて・・・、

反対側はこのワッシャーをかませてナットで止めます。

はいできあがり。
物干し竿を通す部分は、鉄製のフック。
ボルトとフックをつなぐ金具は、工事用の足場の金具です。

反対側もできあがり。

こうしてステンレスの物干し竿を通せば、室内物干しの完成です。
総経費、数百円というところです。
この、室内物干し、1本ずつ製品で売ってるのもありますが、
取り外し式で、なんと1本4000円もします。2本で8000円。
ちょっともうけたような感じ。(笑)

これを作ったのが、8月ですが、ひとつまずいことが・・・。
そう、少し短くて、物干し竿がかなり高いのです。
かみさんは思いっきり背伸びしないと届かず、「巨人の家だ。」と申しておりました。

そこで、何とか低くしたいと思っていたのですが、いいものを見つけました。
全部ねじ山が切ってある直径12ミリの鉄棒と、高ナットという長さが5センチくらいあるナットです。
これを使って、物干しを長くして、物干し竿の高さを下げます。

上の羽子板金具に取り付けていたボルトに、この全面ねじのボルトを接続し、長くしました。
結果はこの通り。
約20センチ、下げることに成功しました。
取り付けには、上下にナットを挟む形をとったので、ガッチリしていて、洗濯物を干しても全然揺れません。
今回の費用も数百円。
やったね。(自己満足)(笑)