外の流し用の給排水

我が家の外には、外水道はあるのですが、流しがありません。
バケツがおいてあるだけ。
だから洗い物をすると、たちまち水があふれて地面を流れて、道まで流れ出してしまいます。
そこで、流しを設置することにしました。
幸い、すぐ近くに排水溝に通じるハンドホールがあります。

とりあえず、水栓柱の根本にきている水道管を露出させます。

排水用のハンドホールも配水管を通すところを露出させます。

屋根の雨樋から降りてくる水を受ける2本のパイプが出ています。
その右側に、流しようの排水パイプを設置します。

給排水が、ちょうどうまい具合にまとまりそうです。

排水パイプの穴は、このあたりです。

ジャンボエンチョーで5センチの穴を開けるドリルを探したら、金属用だと4000円くらいしますが、塩ビパイプは柔らかいので、
この木工用のホールソーにしました。
直径の違う6枚の歯がセットで600円。
安い!!

こいつを、このようにセットして・・・、

はじめに中心に小さい穴を開けてからホールソーを当てると、あっという間にあきました。

こんなにきれいです。

そこにパイプを入れるとこんな具合になります。
これはまだ4センチのパイプで、後から5センチのパイプにやり直しました。

お次は、吸水用の立水栓。
低くてやりにくいので、高いのに交換しました。
これは、埋め込む下の方の接続口。

今の立水栓と比べると、これだけ高くなります。
流しを設置したとき、無理なく作業ができる高さです。

下の接続口には、ねじ式の接続パイプを、白いシールを巻いてからねじ込みました。
この水道パイプは、耐衝撃性の強いHI管という紺色のパイプを使っていました。
ちょっと普通のVU管とか、VP管より高いですが、同じ材質でないとまずいので、それを買ってきました。

上の接続口には、ホース接続用に、もう一口蛇口を増設して、取り付けました。

ところが、下をよく見ると問題発生。
この立水栓は埋め込み式なのですが、下に建物のコンクリートの基礎があるので、埋め込めないのです。
元からある立水栓は、下がカットしてありました。
このままでは、元のパイプから同じ高さで接続することができません。

仕方がないので同じように下から15センチほど水栓柱をカットすることにしました。

カットしてびっくり。
中は何かと思ったら、発泡ウレタンか何かがびっしりでした。
どうりで軽くて丈夫なはずです。

水道の元栓を閉めて、今使っている水道の蛇口も外しました。

そしていよいよ、ノコギリでHI管の水道管をカットしました。
さあ、もう後戻りはできません。
何とか完成させないと、今夜、水道を使えません。

HI管専用の接着剤を使って、うまく接着できました。
ホッとしました。
ただ、元からついていた右側の蛇口の元から水漏れがあったので、
もう一度元栓を止めて、パッキンシールを巻いて締め直しました。
それでぴったり止まりました。

左側が元からあった管。
右側が新しく接続した管です。
真ん中の接続ソケットのところで接着しました。

こちらは立水栓の接続部分。
手前ははじめから接着しておいて、上の写真の直線部分を接着した後、向こう側に差し込むところで接着しました。

これは初めについていた固定金具です。
そのまま再利用しました。

今までついていた蛇口を、新たな蛇口の先に取り付けて、完成です。

お次は配水管の接続です。
直径4センチのはゴムのパッキンがなかったので、直径5センチのものにしました。
ゴムのパッキンを当てると、、ものすごくぴったりで、非常に固くはまりました。
流しの下の立ち上がりに、エルボーを接着します。

その上に、わずかに地上に出るように、上向きのパイプを接着しました。

土を埋め戻して、はい、できあがり。
右側のホース接続用の蛇口がちょっと斜めでおじぎをしてしまってるけど、ま、いっか。(笑)
これで給排水ができたので、あとは流しを設置するだけです。
流しは、研ぎ出しという白いやつをもう買ってあります。
どんな台にしようかな。
またまたレンガを使おうかな〜〜〜。(笑)