テレビアンテナ接続完了

昨日、なかなかうまくいかなかったBSアンテナがうまくつながって、ようやくテレビアンテナ接続が完了しました。
下は、2階のベランダに取り付けたBSアンテナです。
前の借家の時に使っていたものを持ってきました。
ちょっと錆びてますが、問題なし。

前にDIYのページで紹介したことのある、アンテナメーカーのMINY製のBS−110CS兼用アンテナです。

8月中にUHFとVHFは無事に映るようになったのですが、今回までなかなかBSがうまくいかなかったのは、
どうやらこのケーブルの接続部分の接触が悪かったらしいのです。
というのも、何回かテストをしているうちに、この接続部分がすっぽり抜けてしまったのです。(←のところ)
ケーブルと、金具の接続部分が、知らないうちにゆるんで、雨水が入り込み、接触不良を起こしていたらしいのです。
今回は、そのようなことがないよう、自己融着テープを2重3重にぐるぐる巻きにして、さらにその上にビニールテープをぐるぐる巻きに巻きました。
これなら絶対水の侵入なしです。

ベランダの手すりへの取り付けは、前の時のものをそのまま流用しました。
ただ、直接つけると錆が移ってしまいそうなので、間に3mmくらいのゴムをかませました。
余ったケーブルは、束ねて針金で吊ってあります。

そして、室内への引き込みには、このようなブースターを使いました。
ジャンボエンチョーで3万円くらいしたかなあ。
けっこう高かったです。
買うときには、ちょっと迷いましたが、でもまあ、有線放送にして毎月の使用料を数千円ずつ払っているよりは、結局は安くなるかな。
やっぱりアンテナメーカーのMINY製です。
これがないとBSとU・VHFの2本のアンテナ線を1本で室内に引き込むことができません。

取り付けは2段の引き延ばし式のハシゴを使って、8月にすませてありました。
屋外用なので、外壁のサイディングボードにドリルで穴を開けて、ネジ止めしました。

BSとUHF・VHFの2本の入力を混合して、INというところから出ていたテレビの室内線へつなぎました。

赤色の矢印が室内への引き込み線で、黄色の矢印のところから室内へ引き込んでいます。
青い矢印がUHF・VHFの2本を混合したアンテナ線で、八木アンテナの方へつながっています。
水色の矢印がBSアンテナの方へつながっています。

高所の作業でしたが、そのために伸縮式の6m位のハシゴを買って、なんとかできました。
ハシゴ代が7千円くらいしたかなあ。
またまた出費がかさみます。(笑)

ブースターの下に1カ所金具をつけて、直接ブースターにアンテナ線の負荷がかからないようにしました。
ほんとはあんまりアンテナ線を折り曲げない方がいいらしいのですが、このくらいのアールなら大丈夫、かな。

こちらは八木アンテナへ伸びるケーブル。

そしてこちらが、U・VHFの八木アンテナです。
2本で結局2万円近くしたかなあ。
上がVHF用で、NHKやSBSなどが映ります。
下がUHF用で、テレ朝や、テレ静、第1などが映ります。
このアンテナが「地上デジタル対応」となっていたので、
将来はこのアンテナで地デジを受信することになるのでしょうか。
下のアンテナのすぐ下に、U・V混合機があって、2つの信号を混合して1本のケーブルにして引き込んでいます。

このアンテナの高さがなんと8mです。
2階の屋根の軒下よりちょっと高いくらいあります。
直径30mmの鋼管を2本つないで立てました。
立てたときには、グ〜〜〜ンとしなって、とても頼りなかったのですが、
5方向に針金を張ったら、なんとか安定しました。

下は、カーポートの柱に固定しました。

初めに50mmの鋼管を柱に抱かせて、それに30mmのアンテナの鋼管をくくりつける方法をとりました。

これを3カ所で行いました。
あらかじめ一番下をゆるくとめておいて、上を持って一気に立ち上げたのですが、初めはグニャグニャして、とても怖かったです。

混合機のすぐしたに、ワイヤーステイ接続金具をつけておいて、立てる前におおよその長さの針金を結びつけ、
さらに反対側のワイヤーは、大まかな長さで下の支持地点に結んでおきました。

支持地点は、こんなです。
ビニール被覆の針金を2重にして、柱にくくりつけてあります。
なんだか頼りないですが、これでも5本集まれば十分な強度になります。
竜巻がきたらダメかもしれないけど。(笑)

とにかくこうして室内に入ったアンテナケーブルは、どこへ行くかというと、ここです。
わかります?
そう、2階の風呂場の天井。
ここに2階の天井の四角い点検口があるのでした。

そのふたを開けると、このような5分配機がありました。
屋外の強力なブースターで増強されたテレビ信号は、ここで室内の1階と2階の5カ所のテレビアンテナのコンセントに分配されます。

室内の電気配線の時に、電気屋さんが配線してくれてあったのです。
8月にアンテナを接続したときには、これが、まだつないでなくて、
「変だ、変だ・・・、映らないぞ・・・。」
といっていたのですが、電気屋さんに聞いて、つないだら一発で映りました。
右下に伸びているのは、ブースター用の電源ですが、室内に電源部があるので、今回は使いません。

これが室内の電源部。
分配機から伸びてきたテレビ信号を、いったんこの電源部に通して、
もう一度出します。
この電源部から、BSアンテナの方へ給電されるようです。
U・VHSアンテナは給電は要らない(らしい?)のですが、BSアンテナは、電源からの給電がないと、働かないらしいです。

そこから出てきたテレビ信号は、U・VHFとBSの2種類が混合してあるので、今度は分離器にかけなくてはなりません。
これがその分離器。
こんな小さな部品のくせに、1個3000円もします。
アンテナメーカーは、ボロもうけだなあ。

さらにそのU・VHS信号を、テレビとビデオに分けるので、U・VHF用のブースターにつなぎます。
これは前の借家の時に使っていたものを流用。
型は古いが、まだまだいける。(笑)

こうしてようやくテレビに接続できました。

いちばん上はビデオからのおなじみの3本の入力。
その下、手前がBSからの入力。
向こう側が、U・VHFの入力です。
いちばん下はテレビの電源。

こうして無事、昨日からBS放送も見られるようになりました。
引っ越しで20インチのブラウン管テレビは処分してしまいましたが、その後、新しいテレビまで手が回らず、いまだに15インチの液晶テレビです。

そんなこんなで月日は過ぎて、いよいよ冬の足音が聞こえてきました。
この頃寒くて、外の外構工事がさっぱり進みません。
なんやかんやいっているうちに、瓦礫だらけの土を押しのけて、水仙の芽が出てきてしまいました。
あ〜あ、ここも石を拾って、もう少し腐葉土でも入れて、ふかふかの土にしてやりたかったんだけどなあ・・・。
水仙の芽も、心なしか、ひしゃげて、黄色っぽくなっています。
水仙よ、ごめんな。(笑)

8月に移植して、短く切り詰めたマサキにも新芽が伸びました。

こちらの方の草やブルーベリーなどの落葉樹の葉は、枯れて、茶色くなってきました。

そういえば、御用邸の木々も、もうこんなに紅葉が始まっています。

なぜかモミジだけは青々してますけど。(笑)
やっぱり海岸のそばだと暖かいのかなあ。