前に河内の市民の森の手前から、達磨山へ続く林道を通ったときに、
「河内の大杉」の入口の看板を見つけました。
しかし、細くて急な坂道がずっと上まで続いていたので、そのときはあきらめて通過しました。
今日は、どうしても見たくなって、DRで登ってみました。
河内の海の近くの入口から7Kmくらいでした。
もうすぐ市民の森というところから、右側の古宇方面という道案内のある林道へ入っていきます。
もうじき金冠山への登り道が始まる手前の所に、河内の大杉の入口があります。
杉の落ち葉がいっぱい積もっていて、いかにも滑りそうで、
こけたら道路脇のみぞに落ちて、1人ではバイクを上げられなさそうな坂道を慎重に登っていくと、
軽トラックがグルッと1周回れそうな広場があり、そこで車の通る道は終わっていました。
そこにバイクを置いて30mくらい、歩いて山道を登ると、緩やかな谷の斜面に、河内の大杉はありました。
で、でかい!
根本は1本ですが、上の方は7本ぐらいに分かれています。
天城にある太郎杉は、幹が1本なので、それよりはるかに太く、迫力があります。
まわりにある杉が、細くて小さすぎることもあるのでしょうが、河内の大杉の大きさは、けた外れです。
見上げると、何十メートルあるんだろう。
中には枯れた枝もありますが、ものすごい量の枝葉が茂っています。
何百年も生きてきたものに対する畏敬の念がわいてきます。
思わずかしわ手を打ってしまいました。
この大木が、いつまでも枯れずに残っていきますように・・・。