モノロックケースの配線

先週取り付けたモノロックケースのLEDの配線をします。

ベースとケースの接点から、ベースの下へ配線が伸びています。

これを、ストップライトの配線につなぎます。
これは後輪の泥よけの下。
位置的にはシートの下あたりです。
やりにくいので、水色のボルトを外してシートを外します。

はい、とれました。
思ったより簡単です。

シートを外したら、エアクリーナーの吸気口が見えました。
こんな所にあったんだ。

サイドカバーも外してしまいました。
配線のコネクターを外して、ブレーキライトを点けてみたら、黄色の矢印だと分かりました。

シートとサイドカバーを外されたセローです。
ちゃんと最後までできるのかなあ・・・。(笑)

テールライトへは3本の配線がありました。
1本は、黒でマイナスアースです。
問題はもう2本の青と緑の線のうち、どちらがストップライトかです。
もう1本はエンジンをかけると点きっぱなしになるテールライトの配線です。
テスターをつないで、電源スイッチを入れて、ブレーキレバーを握ってみたら、
緑色の線の方に通電されました。
これだ!
ということは、青い線はテールライトの線ですね。

いよいよ配線と接続です。
まずはキャリアの下を通します。

そこからフレームの下へ潜り込ませます。

そこからはもともとのセローのテールライト、左右のフラッシャーライトの配線とくっつけてしまうことにしました。
配線留めを使って、しっかりフレームに固定してしまいます。

ここも、元の配線のすぐとなりにくっつけてしまいます。
配線が4本になったみたい。
ヤマハのYSPの人、シートを開けたとき、おやっと思うだろうな。(笑)

そしたらなんとバッテリーの所まで、配線が届いてしまいました。
もともとこのあたりに配線するように考えられていたんですね。

配線にはこのコネクターを使います。
ビニール被覆を剥がすことなく、配線ができるという優れもの。

まず、マイナスアースの黒線をはさみます。
マイナスドライバーで、少し広げながら、黒線を挟み込みます。

そこにLEDのマイナスの青線を差し込みます。
これは片方がふさがっているので、突き当たりまで。

ペンチで金具を締め込みます。
本体の配線と、LEDの配線がつながり、通電されるようになります。

プチッとカバーをかぶせて出来上がり。
思ったより簡単。

同様にして、コネクタが重ならないように、少しずらして、
ストップライトのプラスの緑線と、LEDのプラスの赤線をつなぎました。

試しに電源スイッチを入れて、ブレーキペダルにレンガをぶら下げてみると・・・、

やったね、LEDが点灯してます。
でも、小さくて思ったよりショボイなあ。
もっと明るいのかと思ったけど・・・。
JIVIのやつめ、LEDけちって、輝度の小さいのにしたな。
でもまあ、ブレーキライトもつくし、上の方だから目立つし、つかないよりはいいか。

さあ、問題はこの配線ボックス。
こんなにでかくて、どうしよう。
保護のテープは切っちゃったし。
ビニールテープを巻くのもあとで汚くていやだなあ・・・。

そこで、ジャンボエンチョーへはしって、ぐるぐる巻き付けるコイル型の配線バンドを買ってきました。
これならコネクタが目立たない。
多少は保護にもなる。
ヒューズケースがむき出しであることでも分かるように、ここはカバーの中なので、
あまり防水の心配はしなくても良さそう。

たしかに、サイドカバーをかぶせてみたら、ほとんどゆとりで中に隠れました。

シートを元通りに取り付けて、はいできあがり。

なかなかいい感じ。

後ろ姿がけっこう大きくなったけど、目立っていいかな。

さっそく取り付けて走りに行ったら、道路を40Kmくらいで走っているとき、突然、カラ〜〜〜ン、カラカラ、
と音を立てて落っこちてしまいました。
どうも後ろを押さえて固定するのをしっかりやってなかったみたい。
少し傷になってしまいましたが、さすがに割れることはありませんでした。
なかなか丈夫です。

でも、走ったあと、付けっぱなしでカバーを掛けると、おしりが出てしまい、特にチェーンに砂やホコリが付いてしまうので、
走ったあとには、外して家の中にしまうことにしました。
外したときには、ベースの接点の所に付属のカバーを取り付けます。
錆防止でしょうね。

はい、めでたく、後輪まですっぽり覆われました。
何となく安心。(笑)

かくしてJIVIのケースは、走らないときはヘルメットとともに室内に置かれることとなりました。
めでたし。(笑)