このまえディスプレイを22インチにした上さんのパソコン、11号機です。
ところが、・・・
起動すると必ずこのメッセージが・・・。
しかも、その通りに変えようとしても、1680×1050という設定はありません。
モニターにも、サムスンのモニターは表示されません。
いくらモニターのドライバを入れてもダメです。
ひらがなを打っても、横長だし、写真も一昔前のテレビみたいなワイド表示。(笑)
もうマザーボードと、バイオスが対応していないのだと判断して、マザーボードを入れ替えることにしました。
ついでに安くなったので、CPUとメモリーも。
CPUは、今使っているのがセレロンの2.5GHzで、新しいのはセレロンの2.0GHzで、クロック周波数は遅くなってしまいますが、
なんでもデュアルコアとかいうやつで、処理スピードは、同じか、へたすれば速いかも。
メモリーは1GBから2GBへ倍増です。
3点セットで15000円ほどでした。
何という値下がりでしょう。
前は3万円くらいはしたのに。
マザーボードからハードディスクなどのドライブへの接続が、IDEというフラットケーブルを1本くらい残して、S−ATAという細いケーブルに
移行してしまったので、DVDドライブなどは、新しくS−ATAのものを買わなければなりません。
これもDVDの書き込みができるやつですが、お正月特価でなんと、3000円!
や、安い!(笑)
合計1万8千円ほどで、改良できました。
まずは、いつものようにケースのふたを外します。
DVDドライブを外します。 ネジを外して、本体は前から抜きます。
新しいのはこれ。
後ろは、S−ATAの細いコネクタ。 このケーブルを使います。
次に、古いマザーボードを外します。
ネジで8カ所くらい留めてあるだけ。
はい、外れました。
これは職場のパソコンがいかれてしまったので、そこに使います。
リサイクル、じゃなくて、リユースかな。(笑)
マザーボードを外したところ。
新旧のマザーボードです。 新しい方は、また少し小さくなってる。
CPUのソケットのカバーの押さえを外します。 カバーが外れました。
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そこにこの新しいCPUを置きます。 カバーのプラスチックカバーも外します。
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CPUをソケットにセットしました。 カバーをかぶせ、外れ留めをセットします。
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その上に、ファンの付いたCPUクーラーを乗せます。 すぐ近くにあるコネクタに、ファンの電源を配線します。
お次はメモリーです。黄色いソケットの爪を開いて、差し込みます。 はい2枚、2GB、完成。
ケース背面のIOコネクタカバーは、全く同じものでしたので、古いのをそのまま使います。
マザーボードの取り付け完了。 小さくなった分だけ、右側に固定のためのボルトが2本余ってしまいました。
これは余計なので外しました。
ハードディスクは、前のをそのまま使うので、フラットケーブルをつなぎます。
ケースのファンも、コネクタに配線します。
お次は、DVDドライブのS−ATA用のケーブルの配線です。
DVD本体と、マザーボードのソケットをつなぎます。
電源も、S−ATA用のものに変換するケーブルが付いていて、それを使ってケースの電源から取ります。
さっきのケーブルを一旦外して、電源をさして、もういちどケーブルを指し直します。
フロッピーのケーブルは相変わらずフラットケーブルでした。
次は面倒なケースの電源LEDやハードディスクLEDの配線の接続です。
電源のLEDライトの線が、ケースの方は3芯のプラグでしたが、マザーボードのほうは2芯のソケットでした。
これはどう考えても接続は無理。
電源のLEDはつかないけど、ま、ハードディスクのLEDが点くからいっか。(笑)
マザーボードの太い電源の配線をします。 もう1本、細いのもあります。
一応これで、配線完了。
マザーボードのシールは、全く同じものだったので、そのままにしました。
CPUは、セレロンDから、セレロン デュアルコアへ変わったので、貼り替えました。
電源を入れて立ち上げて、各種ドライバをインストールします。
マザーボードのドライバ、グラフィックボードのドライバ、サウンドボードのドライバ、モニターのドライバ、てとこでしょうか。
でも、サウンドボードのドライバだけが、どうしても入りませんでした。
ASUSのホームページから最新版をダウンロードしてもダメ。
ま、いっか。
音、出ないけど。
仕事用だし。(笑)
かくして、11号機は、新しいマザーボードとCPUとメモリーを搭載して、生まれ変わったのでした。
もうちゃんと1680×1050という解像度で出ます。
サムスンのドライバも認識しました。
横長だったひらがなも、普通のひらがなになり、
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昔のワイドテレビのようだった画面も、普通の画面になりました。
めでたし。めでたし。(笑)
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