今から6年前、2004年8月に組み立てた自作8号機です。
仕事で使っていましたが、職場もだんだんセキュリティが厳しくなり、私物のパソコンは使えなくなって、
うちへ持って帰っていました。
液晶ディスプレイは地デジ対応のものにして、テレビパソコンになってます。
ところが・・・、
この前の古いハードディスクを流用していたため、ハードディスクの容量が20GBしかありません。
すでに残りは8GBくらい。
ウィンドウズはXPのSP3で、CPUはセレロンの2GHz、メモリーは1.25GBとまずまずですが、
起動に325秒、つまり5分以上かかります。
これは主にハードディスクの容量のせいだろうとは思いますが。
ビデオボードはマルチディスプレイにしていたので、アナログとデジタルの2つの出力ができるもので、
ビデオメモリーも128MBありました。
これもまずまず。
だけど、ハードディスクだけ換えるにも、もうIDE接続のハードディスクなんてほとんどありません。
仕方がないので、マザーボードから一式換えてしまいます。
ギガバイトのマザーボード、 3790円
CPUはセレロンの2.6GHz、 4266円
メモリーは、DDR2の1GBを2枚で、3600円
ハードディスクは、500GBで、 3800円
消費税を入れて、しめて、 16228円です。
ところが、いざケースを開けようとして、ビックリ。
なんと、裏面の鉄板に、直接穴が開けてあって、いろいろなコネクタが付いている!
これでは新しいマザーボードを付けられない。
そういえば、昔、ブック型のベアボーンのパソコンを改造しようとしたら、
同じように専用設計になっていて、ひどい目にあったことがあったような・・・。
しかも、ケースを開けてみると、DVDとかハードディスクとかのドライブ類と、
マザーボードの取り付け位置が非常に近い。
ドライブ類はこのようにして回転して外れるけれど、
マザーボードはこんなに小さなケースに収まっている。
そしておそれていた不安が的中。
新しいマザーボードのコネクタの位置と、ケースの穴の位置が全く合わない!
アウト〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
ということで、すぐに古いケースを使うことはあきらめて、
新しいケースを買ってきました。
アクティス製の電源付きケース、5979円です。
前の4点と併せて、22000円ほどになってしまいました。
ま、新しいパソコンを買うよりは安いか。(笑)
あれ?
だけどこのケースどこかで見たことが・・・。
そう、ブランド名は貼ってないけど、確かにギガバイトのケースと同じです。
だけど、400Wの電源がついたぶん、LEDの数や、コンセント横の電源スイッチなどが
省略されている。
まあ、電源付きだから許せるけど。(笑)
新しいギガバイトのマザーボードです。
セレロンを乗せます。
置いて、レバーで押さえるだけ。
CPUクーラーを乗せます。
4つの爪を差し込むだけ。
メモリーです。
最新のはDDR3という形式だけど、これはちょっと古いDDR2。
これも、ソケットの上に乗っけて、パチンと押さえるだけ。
はい、できあがり。
6本くらいのインチねじで、ドライバを使ってケースの底に取り付けます。
前のDVDドライブを使い回します。
色が違うけど、気にしない。(笑)
フロッピードライブも、前のを使い回します。
これも色が違うけど、気にしない。(笑)
DVDは、IDE接続です。
平べったいフラットケーブルを繋ぎます。
シリアルATA接続が主流になっても、こうした光学系のドライブはIDE接続が多いのか、
マザーボードには、IDE接続のソケットが1つくらいは残っているようです。
フロッピーディスクの接続もフラットケーブルのままです。
お次はハードディスク。
シリアルATAの青いケーブルと、電源ケーブルをつなぎます。
ここまでできたら、モニターにつないで、電源を入れてみます。
無事、マザーボードのバイオスが立ち上がりました。
ウインドウズのインストールに移ります。
まずはハードディスクのフォーマット。
500GBあるので、優に1時間以上かかります。
その後は、自動的にウインドウズのインストールが始まって、無事、完成しました。
あとはマザーボードのドライバをインストールして完成。
ディスプレイドライバだけが、付属のCDがダメだったのか、うまく入りませんでしたが、
インターネットでギガバイトのホームページからダウンロードして、無事、入れることができました。
起動は、70〜80秒ほどになりました。
早い、快適。(笑)
ハードディスクの空き容量は456GB、
CPUはセレロン2.6GHz、メモリーは2GB、
ビデオボードは、オンボードでも384MBあります。
十分なスペックです。