自作11号機(7号機改)

かみさんのパソコンが壊れました。
下の左側、昔懐かしいNECの98NX、CPUは、なんとペンティアムU260Mhzです。
1998年製、今から8年も前のパソコンです。
一度電源を交換したことがありますが、それ以外は故障もなく、よく働いてくれました。
今回、ハードディスクがいかれて、まったく起動しなくなりました。
右側は、長男に自作してあげた7号機です。
こちらはマザーボードがダメです。
まったくバイオスが立ち上がりません。
今回はこの2台から、何とか1台直せないかという計画です。

表にしてみると、こうなります。
しかし、NECの98NXは、マザーボードは○ですが、特殊なボードなので流用できません。
結局、使える物はなさそう。

こちらは7号機。
フロントパネルにCPUとハードディスクとビデオボードの液晶画面の温度表示があります。
それぞれのセンサーに対応した冷却ファンを駆動することもできます。
が、そんなにファンはつけられないので、結局無駄になりました。

この7号機のケースを使います。
ダメになったマザーボードをはずすので、ケーブル類を全てはずします。

CPUはAMDのアスロンXP

CPUソケットはソケットAという形式でした。
この形式のマザーボードは、・・・と探してみましたが、ありません。
AMDのアスロンは残っていますが、ソケットの形式は変わってしまって、もう2年前のアスロンXPは使えそうもありません。
なんともったいない・・・・・。

しかたなく廉価なセレロンに乗り換えます。
今回はこれ、2.53GhzのCeleron D 326です。
ソケットはLGA775というタイプ。
5100円。

マザーボードはASUSにしました。
7600円。

メモリーはバルク品の512MB。
4900円。
これにもしマザーボードとの相性が悪くて、駆動しなかった場合の相性交換保証の500円をつけます。

しめて19005円でした。

PCIスロットからたぶん64MBのビデオボードとUSBボードも抜きます。
両方とも標準でついてます。

ケーブルがはずれてスッキリしたGYGABITEのマザーボード。

背面のパネルも交換します。

新しいマザーボードはマイクロATXという規格なので、PCIスロットの数が2つしかありません。
まあ、ほとんど標準でついてるので、何も使わないと思いますが。

収まりました。

CPUの取り付け場所に、カバーが着いていました。

ここにこのセレロンをつけます。

こちらはあいかわらず巨大な冷却装置。

箱の中には何カ国語にもわたる取り付けの新聞紙ほどの大きさの説明書が。
でも、イラストだけで分かるんだけど・・・。

セレロンの裏側にもカバーがつきました。               はずすといつもの千本足です。

さきほどのソケットの上に載せて、

カバーをかぶせて、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レバーを倒してセットすれば出来上がり。

お次はCPUクーラー。
いつみてもINTELの純正はでかい。

ドンと載っけて、セットボタンをバチン、バチンと差し込めばできあがり。
ところがこのセットボタンがフニャフニャしてて、じつに固定しにくい。
やっぱりAMDの方がよかったなあ。

お次はDDR3の512MBのメモリー。

はじめに黄色いスロットに差してみたら、微妙に切り欠きの位置が違うみたい。
DDR以外のメモリー用かな。
詳しいのは見ないのでわからない。
いいや、安い方のメモリーでも十分。(笑)

ここで、前の7号機のメモリーを見たら、同じく512MBのメモリー。
形式も同じDDR3みたい。
しめた!

取り付けてみたらピッタリでした。
あとは処理スピードがどのくらい違うかです。
これはやってみなけりゃわからない。
動けば我が家で初めての1GBメモリー搭載です。

電源ケーブルも20ピンから24ピンに変更。
変換ケーブルを買ってきました。

そして全てのケーブル類を接続します。

ボード側にもつなぎます。

はい、できあがり。

と思ったら、まだケースの電源スイッチやリセットスイッチのケーブルをつなげてませんでした。
これをやらなきゃ電源は入らない。

すべて接続して電源ON。
でました。
新しいボードのBIOS画面です。
アメリカン メガトレンド社製ですね。

こうしてもとのフロントパネルを飾っていた・・・

GYGABYTEのシールと、・・・・・・・・・・・AMDのアスロンXPのシールなどを剥がして、

新しいSAUSと、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・intelのCelerten Dのシールを貼ります。

はいできあがり。
でもなんだか・・・・・・・、ですねえ。(笑)

自作11号機の静音化作戦へ