DOS/V 4号機 製作記

(2000年9月のメールを元に編集したものです。)

先日はユーザー車検のメール、写真のデータがたまらなく巨大で重く、
受信に10分もかかったという話も聞いたので、えらく反省いたしました。
まことにご迷惑メールでごめんなさい。(笑)
ということで、今回は写真をフォトレタッチソフトで小さくして、なるべくコンパクトにしてみました。

さて、このごろ高校生の坊主の所にメールが来ます。
といっても我が家のインターネットパソコンは1台なので、
坊主が教えた私のメールアドレスへと、坊主の友だちがメールを送ってくるようになってきたのです。
これでは私のメールと坊主のメールが混じってしまい、まずいので、
とうとう坊主専用のコンピュータを1台組み立てることになりました。

またまたOAナガシマへ行って、あれこれ品定めしたのですが、
今回は前回作った学校のブックパソコンにDVDのセットで、インターネット用パソコンにします。

ご予算は8万円だったのですが、セレロン600MHzが売り切れでなくて、
ペンティアム3 700MHzにしたり、メモリーもどうせだからと128MBをつけたら、
100464円になってしまいました。
何、それ。
私の使ってるデスクトップより、よっぽどいいのになっちゃったじゃない。
しまったしまった。(苦笑)

ペンティアム3 700Mhz


これが今回のブックパソコンの部品全部です。
いちばん大きい箱が15インチのLG電子製のディスプレイ、
2番目の緑の箱がブックパソコンの組立キットの箱、
3番目の青と緑の箱がCPUのペンティアム3、
4番目のビニールの包みが20ギガのシーゲートのハードディスク、
最後の小さなビニールの包みが128MBのメモリーです。


まず、本体のカバーをはずして、マザーボードにCPUとメモリーを取り付けます。
カバーはプラスドライバー1本で簡単にはずれます。
フロッピーやDVDに接続されているフラットケーブルや電源ケーブルをいったんはずして、
マザーボードの乗ってる台と、DVDなどのケースを引き離します。
CPUファンは、純正の物だと厚すぎてケースに入らないので、
ケースの方に付いていた薄型のファンに取り替えます。
(実は、これが問題で、同じケースとファンの3号機は、サーバーとして使っていたこともあるのですが、
熱がこもってしょっちゅうフリーズするようになり、結局、ファンを純正に戻し、
ケースをミドルATXにし、マザーボードも交換しました。)

次にDVDの下の5インチベイにハードディスクを取り付けます。
そのままだとやりにくいので、ひっくりかえして取り付けます。
これもプラスドライバー1本で、ねじ4本で締め付けるだけです。


ハードディスクがマスター、DVDがスレーブの設定になっているので、
DVDから出てるフラットケーブルをそのままハードディスクに接続します。
ただ差し込むだけです。


ケーブルを元通りに戻して、これで内部は完成。
カバーを取り付けるとあっという間にブックパソコンの出来上がり。
約1時間くらいですね。

ところが、マウスが付いてるはずなのに、ないないと思ったら、
なんと、ワイヤレスキーボードにワイヤレスマウスが付属していたのす。

といっても、ノートパソコンくらいのキーボードで、
しかもキーボードの右上にリブレットみたいなボタン型のポインティングデバイスが付いてて、
左上に右クリック左クリックのボタンがあるタイプです。

小さくてちょっと使いにくいです。

きっとあとからまた3000円くらいでキーボードとマウスを買ってくることになると思います。(笑)
(後でマウスは交換できましたが、キーボードはマザーボードに対応した純正のしか使えませんでした。)

このあとCDロムから起動するようにバイオスを設定して、
ウィンドウズ98をCDロムから一気にインストールします。
(これもハードディスクにOSが入っていない場合は、自動的に次のドライブに読みに行くので、
変更する必要はなかったですね。)

前回苦労したVGAドライバは、やり方が分かっているので何とかすぐできました。
そしたら今度はサウンドドライバがなかなか入りませんでした。

でも、なんとかねじ込んでようやく完成。

さて、こうして完成したのはいいのですが、1つ困ったことがありました。

それは、電話線です。
私の仕事部屋のPCが置いてある隣にISDNのTAがあるのですが、
そのアナログポートから坊主の部屋のPCまで、電話線を引っ張らなければなりません。

20mのケーブルを買ってきてあったのですが、両端にモジュラージャックが付いてて、
もともと壁に開けてあった小さな電話線の穴を通らないのです。

さあ、困った困った・・・、どうしよう、どうしよう、
と思って、ジャンボエンチョーに行ったら、ありましたありました。(笑)
モジュラージャック用の専用ペンチ。
1300円也。

思わず買っちゃって、とうとうケーブルをちょんぎってしまって、
穴を通してから、新しいモジュラージャックを付けてしまったのです。

なんとまあ、これでパソコン屋のみか、NTTの下請けで
電話線の室内配線までできるようになってしまいました。(笑)

というわけで、めでたく坊主の部屋までインターネットは開通し、
私のパソコンが坊主や、坊主の友だちに使われることはなくなったのでした。

めでたしめでたし。