自作8号機

これは長男が使っていたブック型のDVDパソコンです。キーボードがちょっと使いづらい。CRTはあったのですが、
色が変わって直らなかったので、ナガシマへ持っていって引き取ってもらいました。引取料4,000円でした。
代わって取り付けたのがeeyamaの15インチ液晶ディスプレイ。29,800円也。5年間保証を付けて、32,800円也。

仕事で使っているノートパソコンは、ウィンドウズ98です。無線LANが付けられないので、
長男が使っていたブックパソコンを使って、リニューアルすることに決めました。
ASUSのベアボーンを使います。これです。
正式名称は、TERMINATER P4 533A です。

前のブックパソコンと比べると、こんなに大きい。
でも、高さは32センチ、奥行きも30センチ程度で、机の下のラックに入る大きさです。
これを使ってワイヤレスのキーボードとマウスにします。

裏はこうです。VGAもボードに付属で付いてます。32MBくらいですが、
仕事で使うには十分ですね。
あと、PCIスロットが2つあるように見えますが、1つはVGA用なので、PCIスロットは1つです。

CPUはセレロンの2GHz6,980円也。ブックに付いていた700MHzのペンティアムVは使えません。
スピードは約3倍になりました。

いっしょに買ったOEM版のウィンドウズXPホームエディション14,800円也。

こちらがワイヤレスのキーボードとマウス。ちょっと前までは1万円近くしたと思うのですが、
これはA−OPENのYONTENDOというやつで4,600円也。

まずはブックパソコンから、使えるパーツを取り外します。

まずは、メモリー。128MBのDIMMです。白いロックをはずして、抜くだけです。

お次はCPUクーラー。これは純正のが大きくてケースに入らないので、ブックに付属で付いていたものです。

そしてCPU。当時2万円位したペンティアムVの700MHz。
もう対応したマザーボードがないので、おそらく使えることはないでしょう。
もったいないなあ。

お次はハードディスク。シーゲートの20GB。仕事には十分。

お次はフロッピーディスクドライブ。これはASUSの方に付いてるので、今回はストックしておきます。

お次はDVDドライブ。書き込みのできない読み込み専用ですが、仕事には十分。
な〜んて、さっきから仕事には十分ばかりだなあ・・・。(笑)
まるで遊びにお金を使っているみたい。(笑)

さて、いよいよASUSのケースの外板をはずして、組み立てに入ります。
背面のローレットネジ1本ではずれました。これは便利。

ケースの筐体は小さいのですが、横に倒すと、ドライブベイというDVDやハードディスクやフロッピーディスクドライブを取り付ける部分が、さらに外側に展開できるようになっていて、とっても取り付けがしやすい。これも優れものだなあ。さすがはASUS。

ASUSのボードにCPUを取り付けますが、付属のCPUクーラーをはずします。
今までのアスロンのクーラーに比べて、でかい!重い!それほどセレロンは発熱がすごいと言うことですかねえ。
できればやっぱりアスロンかデュロンの方が良かったなあ。

クーラーをはずしたあとの巨大な枠と、意外と小さいセレロンの478ソケット。
アスロンの方がこれよりでかいのに、クーラーは小さいぞ。

そしてこちらが今回取り付けるセレロン2GHzです。右側がはずしたペンティアムVの700MHz。
性能は3倍になったのに、大きさは3分の2というところですかね。

裏返してソケットにはめた状態です。アスロンでは、ひょいと置くだけですが、
セレロンは、ひょいと置いたら斜めになってしまって、何回も置き直しました。
下に向かって百本以上出ている金色の足が、けっこう長くて、かなり慎重に真上からまっすぐ下ろさないときちんとはまりません。無理してクーラーを付けたら、たちまちいかれてしまうだろうなあ。
セレロンの方が取り付けに神経を使うね。

さあここで最初の選択です。ASUSに付録で付いてたクーラーと、セレロンの純正のクーラーのどちらを使うかです。
右側のASUSのは、留め金まで金属でしっかりしているし、冷却フィンの数も多くて、厚さも細いみたい。
対してセレロン純正は、留め金もプラスチックだし、冷却フィンの加工精度がいまいちみたいな外観なので、
ここはASUSのクーラーに軍配を上げました。はたして、結果はいかに。

こうしてASUSの付属クーラーが、もとあった場所に収まりました。

お次はメモリーの取り付けですが、いざ付けようとした時、大変なことに気が付きました。ソケットの切り欠きの位置と、メモリーの切り欠きの位置が微妙に合わない・・・・・。そう、メモリーも変わっていたのです。

あわててナガシマへ駆けつけて、また買ってきました。DDRの256MBのメモリー、4,809円也。
あ〜、痛い出費だ〜。ブックの頃のメモリーはDIMMで切り欠きは2つ。(下のやつ)
今はDDRで切り欠きは1つになっていました。(上のやつ)
あ〜あ、128MBのDIMM、買った当時13,200円。もったいないなあ。これもお蔵入り。

泣いてばかりはいられないので、とにかくこれをボードに付けます。
ソケットはもう一つ開いてますが、256MBあれば仕事では十分。(笑)

次にハードディスクを取り付けます。5インチベイに入れて、横を4カ所ネジ止めするだけ。

電源コードとフラットケーブルをつなぎます。
フラットケーブルは、ボード側はもう付いているので、ハードディスクに取り付けるだけ。
着色してある方を1番ピンの方へと、説明書に書いてあるので、迷うことなく接続できます。

お次はDVDドライブ。これは前から入れます。同じくサイドを4本ネジ止め。

同じく裏側に電源コードとフラットケーブルを接続。早いなあ、ベアボーンは。

いちばん左側にアナログのオーディオコードを接続します。

ドライブベイを元に戻せば、ハイ組み立て終わり。

ケースをかぶせて、できあがり。さあ、いよいよウィンドウズのインストールに入ります。

とりあえず、手持ちのキーボードとブックのマウスをつなげて、ハイできあがり。

ところが、立ち上げてみたら、ハードディスクに入っているウィンドウズ98が立ち上がったのはいいんだけど、
「ブオ〜ン」という、ものすごい音がする。何だろうと思って、もう一度ケースを開けてみたら、ハードディスクのフラットケーブルがCPUクーラーのファンに当たっていて、こすれる音でした。よかった、音だけで。反対回りだったら、ファンが回らないか、破損していたでしょう。フラットケーブルをよいしょっとファンから離して修理完了。

その後は、ウィンドウズ98をどうやって消去して、ウィンドウズXPを入れるか迷いましたが、
なんとウィンドウズ98を立ち上げた状態から、マイコンピュータのDVDドライブを開いて、そこから起動したインストーラでインストールできました。前は、必ずフロッピーとかCDロムからインストールソフトを立ち上げないとできなかったのに。
便利になったものですね。

かくして約1時間ほどで、ほとんど自動でウィンドウズのインストールは終わりました。
ASUSのデスクアンダー型パソコンの誕生です。

次にコードレスキーボードとマウスの接続です。付録の電池がちょっと消耗していて、苦しかったですが、これも意外と簡単に接続できました。

仕事場に持っていくと、無線LANに接続するまでは、まだインターネットに接続できないので、
自宅のインターネット回線でウィンドウズXPの認証をしてしまいました。ついでにウィンドウズアップデートも済ませてしまいました。一応、これにて、8号機は完成。あとは仕事場で無線LAN経由でインターネットに接続するだけ。
それはあとからのお楽しみ。これにて本日の組み立て、終了。お疲れさま〜。
ちなみに今回の決算は、
ASUSのベアボーン     TERMINATOR P453AL    15,800円
OEM WINDOWS XP                        14,800円
CELERON 2GHz                            6,980円
AOPEN ワイヤレスキーボード、マウス                4,800円
DDR 256MBメモリー                           4,580円
IIYAMA 15インチ液晶                        32,800円
合計                                    79,760円
でした。ハードディスク、DVDドライブを流用できたことが大きいですね。 

調べてみたら、2000年9月にブック型を作った時は、ベアボーンがDVDドライブ付きで33,600円
15インチのCRTが16,800円でした。今の液晶と昔のベアボーンの値段がちょうど同じ位です。
ベアボーンが安くなったと言うべきか、液晶が安くなったと言うべきか、ですね。