いつの頃からでしょうか。DOS−Vパソコンという言葉が聞かれるようになったのは。
私は初めてのパソコンが、NECの9801 VM21でしたから、パソコンというものは、
店から買ってきて使うものであり、ドスブイパソコンというと、何だかものすごくマニアックな人たちが、
暗い実験室のような所にこもり、オタクのようにやっているものだとばかり思っていました。(笑)
今ではすっかり自分がそのように他の人から思われているようですが・・・。(笑)
以前は私も買ってきたパソコンをそのまま使っていました。
ところが、しばらく使っていると、どうも性能が最新型より低くなってくるのです。(当たり前)(笑)
しかたなく、メモリーやら、ハードディスクやらを買ってきては追加していきます。
ノートパソコンなんかに至っては、CPUを載せ替えたりもしました。
あれやこれやで結局本体を初めて買ったときよりも、数万円、時には10数万円も
高い値段になってしまうことも珍しくありませんでした。
これは、家に残っていたデスクトップ型のパソコンに増設したメモリーの箱です。
こんだけでも数万円はくだらないでしょうね。
こちらは、ノート型のパソコンの載せ替えたCPUやメモリーの箱です。
こちらはデスクトップのCPUのオーバードライブプロセッサ。やはりCPUのスピードを上げるために付けた部品です。
こうして何回も増設したり改造したりしているうちに、パソコンのケースを開けて、中を見る機会も増えてきました。
そうこうしているうちに、ひょっとしたら、パソコンを組み立てるのは、
そんなに難しい事じゃないのかもしれないと言うことに気が付いたのかもしれません。
それに、出来上がったパソコンを買うより、自分で組み立てた方が、結局安くできるのです。
ほんとに、パソコン自作は難しくありません。
道具もほとんどドライバー1本でできます。
最近は初心者のための日本語の解説も付いた親切なキットもあります。
でも、やっぱり自分で好きな部品を選んで作るのが、いちばん楽しいんですよね。
パソコン自作に少しでも興味のある人は、是非やってみて下さい。
最近は保証も充実してきていますから、心配も少なくなっています。
物理的に壊してしまったらダメですが、ソフト上で壊れたのならいくらでも直せますし。
是非、奥の深い自作の道に入ってみてください。
あなたもきっと取り憑かれてしまいますよ。
1台作ったら、すぐに2台目、3台目を作りたくなってしまう、パソコン自作病。(笑)