3年くらい前から、主に仕事で使っているノートパソコン、というか、持ち運びに便利なバッテリ駆動時間の長いモバイルパソコンという機種です。
バッテリーは、4時間くらいもちます。
CPUは、Atom、OSは、ウィンドウズXPです。
CPUの動作周波数は、1.66GHz、メモリーは約1GBです。
モバイルパソコンとしては、十分な性能です。
が、プロジェクターに接続して、スライドショーをやるときには、ちょっとファイルの読み込みや表示に時間がかかります。
そこで、メモリーを増設して、スピードアップをねらいます。
ネットで調べると、EeePCはメモリーは2GBくらいまで増設可能そうなので、とりあえずいっぱいの2GBまで増やします。
傷が付かないようにひっくり返して新聞紙の上で作業します。
マイクロドライバーでマイクロねじ2本をはずします。
裏ぶたを開けると、ハードディスクとメモリーの載った基盤が見えました。
このパソコンのメモリースロットは、1つだけのようです。
ということは、今付いているこのメモリーを外して、大きいのに付け替えることになります。
ということで、同じ形式のDDR2 667という型番の2GBのメモリーを買ってきました。
4000円弱でした。
Silicon Powerという台湾製のメモリー、DRAMです。
メモリーと言えば、日本の起死回生を託したメモリー製造会社エルピーダは、会社更生法適用になってしまいました。
歴史的円高と、韓国勢の躍進にやられたと言うことですが、政府の支援不足でしょうな。
韓国は国と企業が一体になってものすごい設備投資をしてるそうだから、日本のように1企業任せにしていたら勝てるはずないですよね。
FTPでも先を越されてるし。
ハードディスクは、日立製です。
160GBのSATA接続です。
ハードディスクも、日立はアメリカのSEEGATE社に身売りしてしまったそうです。
あ〜あ。(笑)
かつてはNECとか、SHARPではマイコン用のCPUでさえ、日本で作っていたのに、今じゃアメリカのペンティアム、AMD以外のCPUは稀少です。
スーパーコンピュータでは、何とか世界一を取り戻したようですが、パソコンでは負けてしまいそうですね。
とか何とか言いながら、メモリーの横のロックを広げて外すと、メモリーがパカッと上がってきます。
これを外して、新しいメモリーと交換します。
ハイはずれました。DDR2 1GB 667のメモリーです。
そこにこの新しいメモリー DDR2 2GB 667 を付けます。
切り欠きをそろえて、奥にググッと差し込み、浮き上がったこちら側を下に押さえると、パチンとはまって、ロックがかかります。
これでふたを元の通り閉めれば完成です。
さあ、どうかな?
と思ってコントロールパネルからシステムを確認してみたら、あれ?メモリーは増えてない!
おかしいなあ・・・・・、メモリーの故障かなあ、相性が悪いのかなあ、
といろいろ考えましたが、わからないので、メモリーを買ったナガシマへ持って行って見てもらったら、メモリーは正常。
なんと、このモバイルパソコンは、メモリーの上限がもともと1GBだとのこと。
あ〜あ、どうりで増えないはずです。
残念〜〜〜〜〜!(笑)