私の使っている5号機は2002年に組み立てたものです。その当時はあんまり気にならなかったのですが、
このごろファンの音がずいぶん気になるようになりました。特に高音を発するファンがあるようなのです。
そこで、静音化作戦を行いました。
まず怪しいのが、この電源のファンです。
そこで、新しい電源を取り付けることにしました。400Wのbe quiet!というやつで5800円也。
中身はこれです。クロームメッキみたいなすごくきれいなケースです。
次に取り付け。まずは、古い電源をはずします。
マザーボードへの電源供給コネクタは、24ピンと20ピンがありましたが、20ピンでした。
ハードディスクや、DVD、フロッピーなどへの全ての電源コードをはずします。
そして電源本体をはずします。
はずれました。ATXの規格はそろっているので、たぶん同じ大きさです。
新旧並べてみました。やはり同じ大きさです。
縦横共にピッタリ。
古い方は、後ろにはスリットがあるだけ。
ところが新しい方には、もう1つ別のファンが付けてあります。吸気用と排気用が別らしいのです。
すごいなあ。今ではそれが当たり前なのかなあ。
新しい電源を入れます。
ネジで固定します。
ピッタリ同じようにつきました。
ところがマザーボードへの電源供給コネクタは、24ピンでした。
付属の20ピンへの変換コネクタを取り付けます。
次にDVDへの電源コードをつなぎます。
次はフロッピーディスクの電源コード。
次はハードディスクの電源コード。
まだあった。後付のDVIのボードが、電源が必要でした。
最後にマザーボードへ電源コードをつなぎます。
はい完了。
これだけ余りました。全部、邪魔にならないように付属の結束コードで縛ってしまいました。
さあ、完成。静かになるという期待を込めて、電源オン。
あれ、まだうるさい音がする。???
電源ではないとすると、次に怪しいのは、CPUクーラーと、マザーボードのチップクーラーです。
そこで急いでOAナガシマへ走り、新しいCPUクーラーとチップクーラーを買ってきました。
まず、古いCPUクーラーを取り外します。さすがに3年前のものらしく、わずか6cmの小さなファンです。
AMDの純正のクーラーだけど、これがうるさい音の源かな。
はずしてビックリ。綿ぼこりがたまっている。3年間でこんなになるんですね。掃除機で吸い取りました。
この6cmのファンを、8cmのファンに換装します。大きくなる分だけ、遅く、静かに回ります。
1600回転/毎分で、騒音は18.86dB以下となっています。
冷却効率も、静音化も進むはず。親和産業という会社のもので、XINRUILIANというやつ。
1個、1124円也。
ただ、そのままでは大きさが違ってつけられないので、アイネックスという会社のエアインテークというアダプタを使います。
プラスチック製で1個、933円也。
ただのプラスチックのカバーにしてはちょっと高いな。
取り付けて横から見るとこんなです。
下から見るとこうなります。上からこの穴を通って下のCPUクーラーのフィンに風が当たるという単純な仕組み。
こうしてCPUクーラーのファンも変えてみました。さて、結果はというと、大成功。
甲高いキーンと言う音が消えて、とても静かになりました。
せっかく買ってきたチップクーラーは、使用することなく在庫品となりました。
ケースで有名なOWLTECHという会社の4cm角のチップ用クーラーです。571円也。
ということで、静音化大成功。
ただし、費用は、2000円ほどでできたのに、5800円の電源を買ってしまったので、
7800円、チップクーラーを入れると8300円もかかってしまいました。
失敗かなあ。(笑)