毎年、夏になると静浦漁港にはソウダガツオの群れが回遊してきます。
今年は8月になっても、なかなかソーダガツオが回ってこなかったのですが、
半ばを過ぎてようやく釣れ出しました。
それを下の図のような片浜仕掛けというのを使って釣ります。
大きな丸い浮きの下にこませのかごが付いていて、その下に魚の皮などを使った
バケが3本くらい付いています。
さらにその下に小さい丸い浮きが付いていて、
バケは2つの浮きの間に挟まれて、比較的水面に近い海中の上層を漂います。
そこにこませにつられてやって来たソーダガツオが食いつくという仕掛けです。
小さい浮きの下にさらにもう1本バケを付ける場合もあります。
ソーダガツオは、こませが効いてくると、水面下ギリギリをかすめるようにして泳ぐので、
そういう状態になると非常に有効な仕掛けです。
さて、この仕掛けに、アミエビのこませを詰めて、堤防から20〜30mくらいとばして待ちます。
釣り人が少ないと、なかなか魚が回ってきませんが、魚が回遊してくると、
ウキが一気に海中に引き込まれ、強烈な引きで魚が走り出して、あちこちで一気に釣れだします。
小さい浮きの下の針にかかって走り回るソーダガツオ。
30cmを超える大きさ。
ちなみにこの写真は昨年のもので、ガラガラですが、今年は土日はすごい人出で混んでました。
こちらはダブルで来たようすです。
これが今年の初もののソーダガツオです。
2匹しか釣れなかったけど、強烈な引きを楽しみました。