神殿とモアイ

前の金魚と鯉を飼っていた時に買ったモアイ像を、上面濾過装置の水が流れ込む下へ置きました。
濾過砂が軽くて、穴が開いてしまうからです。そしたら前の時には狭くなるからと言って入れなかった
ギリシャ風の神殿の飾りを次男が引っ張り出してきました。

30センチの鯉がいては置けなかった飾りですが、小魚なら 置けます。

モアイ像も、何だかお地蔵さんみたいですが、水の流れ込みにピッタリはまっています。
前はいくら立ててもすぐに鯉がひっくり返してしまいましたが、今度は大丈夫。

そして魚ですが、いました、クロメダカ。中小、あわせて5匹いました。右側の1.5センチクラスのが2匹。
左側の1センチクラスのが3匹いました。メダカたちの定位置は、水の流れ込みから少し離れた水面近くで、
ほとんど水面をなでるように水平に泳いでいます。2匹3匹で群れて泳いでいることが多いです。

しかし、問題はカダヤシ。いるんですよ、ゴショゴショと。大小合わせて10数匹。大きいのは上層から中層を、雄雌で追いかけっこをしながら泳いでいます。5ミリもないような小さなやつは、ほぼ水底近くをはうように泳いでいることが多いです。

だいたいの図で描くと下のようです。メダカの子は小さくても上層の水面近くを泳いでいますが、カダヤシの子は
ほとんど水底に近いところを泳いでいます。ひょっとして外敵からの生存率は、目立ちやすい水面近くより、水底近くの方が高いかも。エサの取り方もカダヤシの方が積極的で、右上の水の流れ込みに近いところからエサを投入すると、
真っ先にカダヤシとハヤとフナがやってきて、メダカは左上のいつもの定位置でエサが流れてくるのを待っていることが多いみたいです。いやはや上品というか、臆病というか。これじゃあカダヤシに負けるよな。
なんだか夏休みの自由研究になってきたなあ。(笑)

ちなみにドジョウとフナは、ほとんど全層にわたって泳ぎ回っています。
フナは分かるけど、ドジョウは水底近くを泳ぐものだとばかり思っていたので、意外な感じでした。
そういえばドジョウは水中の酸素が不足すると、水面に空気を吸いに浮上してくるんでしたっけ。
けっこう泳力があるんですよね。