2007年のユーザー車検

今年も車検の季節になりました。
去年は引っ越しでそれどころではなかったので、ディーラーに頼んで車検をやってもらったのですが、
今年はまた自分でやります。
ただし、今年もちょっと訳ありで、自分で整備している時間がなかったので、
12ヶ月点検はディーラーに依頼してやってもらいました。
法定2ヶ月点検代・・・13335円でした。
ついでに、
○オイル交換・・・9リットル9450円 (自分でやると4回分できますね。(笑))
             技術料525円
○オイルフィルター交換・・・2個2836円
                技術料945円
○ブレーキフルード交換・・・1リットル1890円
                  技術料2205円
○ハザードスイッチ交換・・・2783円
              技術料809円
○リヤバンパー交換・・・8957円
           技術料4851円
○下回り洗浄・・・6825円
○下回り塗装・・・9450円
○エアコンスイッチイルミネーション修理技術料3234円
○カード会員技術料値引き−4344円
○カード会員部品値引き −3393円
で、合計69630円でした。
いつものようにブレーキフルードの交換だけなら4000円くらいで済むのですが、
今回はオイル交換からバンパー修理まで全部頼んでしまったので、しょうがないですね。

そしていつものように荷物を全部出して、後部にペンキで所有者の名前を書いて、
(私のサファリは普通貨物なので、トラックと同じで、車体に所有者名をペンキで書かなければならないのです。)
書類をそろえて原の車検場へ出かけました。

持ってく書類はいつもの7つの書類です。
1,自動車検査票(継続用)、これは車検場に行くと入り口に入ってすぐの受付の横に他の書類とセットで置いてあります。
  検査手数料の1500円の印紙を車検場の横の県自動車会議所の15番窓口で買って貼ります。
  これがいわゆる車検代というやつで、ほんとは1500円ですね。
  車検場の中で、外観検査、サイドスリップ、ブレーキ検査、スピードメーター検査、ヘッドライト検査など、検査を受けて合格、
  または不合格するたびに、この書類に機械でガチャンとハンコを押します。
  これはちょっと古いやつだけど、今のもそんなに変わりません。

2,自動車検査証(車検証)、これは前の車検の時にもらって車に保管していたやつです。
  ただ、去年からちょっと変わったのは、これにリサイクル料金の預託証明印が必要になったことです。
  リサイクル料金は、車を廃車にするときに必要な料金を、あらかじめ払っておくようになったのですが、
  その支払い証明を会議所の23番でリサイクル券を見せて、車検証にハンコを押してもらうようになったのです。
  めんどくさいけど仕方なし。

3,継続検査申請書、これは車検証発行の時に使うOCR読み取りの書類。
  自動車会議所の19番窓口で30円
  めんどくさいのは車台番号を書くところだけ。

4,自動車税納税証明書、これは、5月に払った自動車税の領収書のハガキ。
  ちなみにサファリは普通貨物なので1年間に17600円

5,自動車損害賠償責任保険、これはいわゆる自賠責
  サファリは普通貨物なので、1年間に32630円

6,点検整備記録簿、これは今回はディーラーでやってくれたやつ。

7,最後が自動車重量税納付書、これもサファリは普通貨物なので、1年間に18900円

以上です。

さて、いよいよ検査場に並んで受験です。
今回は、大型自動車や、大型2輪者の通る2コースで受けました。
古い写真ですが、ここですね。

今年ちょっと違ったところは、ブレーキテストの前に排気ガス検査があったことです。
今までガソリンエンジン車しかなかったのですが、今年からディーゼルエンジンの排気も検査するようになったのです。
やりかたはガソリンと同じように、排気管の中に検査管をつっこんで行うのですが、
検査管のおじさんがやってくれました。
こちらがユーザー車検だからか、みんなそうなのかはわかりません。
でも、そういえば他のトラックの時も検査官がやってたような気がします。
これは古い写真ですが、ちょうどこんな感じ。

これも無事通って、ブレーキ検査も無事通って、スピードメーター検査も無事通って、
次のヘッドライト検査の時、なんと左右両方とも×が出てしまいました。

仕方がないので、最後の車体下検査を受けて、これも通って、もう一度、5コースのヘッドライト再検査の所へ回りました。
そこでも1回、やり直しだったのですが、2回目でまたも左右両方とも×。
検査官の人が、「ライトが両方上向いちゃってるよ。」
と教えてくれました。
要するに下の図のような状態です。

これじゃ仕方ないので、12ヶ月点検をやったディーラーで直してもらうことにしました。

ところが、行ってみるとディーラーは、すでにお盆休みで、工場は修理中でした。
しょうがないので、別のディーラーに行ってみると、そこも休み。
なんと、日産は10日から全てお盆休みに入ってしまっていたのです。
この時点ですでに12時。午前の車検は終わってしまいました。

しかたなく、当番店をさがして行ってみたら、そこも開いてはいるんだけど、光軸調整のラインは修理中で使えないとのこと。
でも、ライバル店のトヨタなら、まだお盆休みではないので、やってくれるかも・・・、
と言うことだったので、静岡トヨタに行ってみると、なんと予約の客がいっぱいで、3人しか工員がいなくて、対応できないとのこと。

この時点でもう午後の2時でした。
さあ、どうしよう。
困った困った。
ええい、こうなったら自分で光軸調整をやってしまえ。

ということで、いったん、自宅へ戻って、自分でドライバーで調整する羽目になってしまいました。
やり方は以下のようです。

上の図はサファリの右側のヘッドライトですが、上と横にA,Bのようなネジが付いています。
このネジで光軸の上げ下げと、左右の調整をします。

車検場では、光軸が上を向いてしまっているとのことだったので、Aのネジの締めすぎが原因と思われます。
Aのネジをゆるめてやれば、バネで上の方が浮き上がり、下向きになるはずです。
そこで、左右のAのネジを思いっきりゆるめて、原の車検場へ戻りました。
そして3回目のヘッドライト再検査を受けてみると、何と今度は光軸が下向きすぎ。
下のような状態になってしまいました。

またまたドライバーで調整します。
こんどはAのネジを5回ずつ締め込んで、4回目の再検査を受けてみました。
そしたら、ようやく左は○がついたのですが、右は×。
しかも光軸が右にずれているから、左に直さなきゃダメとのこと。
ついでに、合格したけど、左のライトもまだちょっと下向きだよ、とのこと。

ということは、やっぱり左右ともAのネジを3回締め付けて、さらに右側はもう3回締め付けました。
さらに右のライトはBのネジを3回ゆるめてみました。
これでやっと合格。
下のように、まっすぐ前方50mまで照らせるようになりました。

やれやれ。
でも、何でこんなにずれてしまったんだろう?
そういえば、このごろばかにライトが暗いなあ・・・、とは思っていたのですが。
いつからだろう?
まさか、12ヶ月点検?
そんなバナナ・・・・・。(苦笑)