先月三重県松坂市から引き取ってきた米の自動選別計量器です。
無事、実家まで到着しました。
荷台から降ろす時は、初めに荷台の上で横にして、荷台の後ろから、斜めにズルズル滑らせて降ろし、
足を着けてから地面に立てました。
さっそく、精米室の精米機の横に設置しました。
さっそく、精米して選別機にかけてみます。
まず、籾を唐みにかけて、わらくずなどを取ります。
それを精米機にかけて、もみすりと、精米します。
それを選別機にかけます。
横にプラスチックのカバーがあって、そこをはずして米を投入するようになっていました。
投入口の中には、大きな網が張ってあり、その下に、選別用の細かな網の筒があります。
そこが高速で回転し、網の目からこぼれた小さなヒエや、割れたコメなどが排出される仕組みです。
ここが選別を通った米が出てくる出口です。
下に30キロ用の大きな米袋をセットしました。
落ちてきたコメは、袋ごと台はかりの上に乗って、重さをはかられ、
決めておいた重さになると、ブザーが鳴って自動的に出口が閉まります。
こちらは、ヒエや割れ米が排出される排出口です。
実際にやってみました。
精米機にかけただけでは、ヒエや、割れ米がいっぱい混じっています。
それを自動選別計量器にかけたら、・・・
みごと、真っ白な白米が出てきました。
ヒエはもちろん、割れ米も完全に取り除かれています。
たいしたものです。
しかし、排出されたくず米を見ると、割れているとはいえ、小さなコメも入っています。
なんだかもったいないような気もします。
実際、ヤフオクでは、くず米を安値で売り出しているところもあります。
しかし、混ざっているヒエを取り出し、米だけを選別するのは、この機械では不可能です。
捨てるのはもったいないので、モミガラといっしょに田んぼに返すことにしました。
また、大きなコメになって帰っておいで、ということですね。