ついに、待ち望んでいた出穂です。
去年は、あいちのかおりが出穂したのは、8月31日でしたから、約2週間以上早くなりました。
この日は8月のお盆の入りです。
棚経にお寺の和尚さんが来るかと思って、トラクターを移動しておいたら、次の日でした。
鶏頭です。
だんだん自分の重さに耐えきれなくなってきてます。
オクラは最盛期。
ゴマは、種ができてきました。
サツマイモも、身が入ってきそう。
そして稲たちは、
大きくなってます。
そして、出てました。
いのちの壱の大きな稲穂です。
いっぱい花を咲かせています。
これはまだ開花前。
これも出たばっかり。
3番のいのちの壱の田んぼです。
小さなものでも、80センチ。
90センチ越えです。
1mを越えるものも現れました。
株も太くなりました。
1株1株が、膨らんでいます。
中心部には、葉が黄色いところがあります。
ここは隣の畑の、除草剤でやられたところ。
ここは、電柱の下に取水口があって、水が流れ込むところです。
とても勢いがよく、グングン育ってます。
最初に出穂に気がついたのもここです。
しかし、田んぼの真ん中辺は、下葉が赤く枯れています。
ここも、新鮮な水が入るところ。
勢いがよいです。
いちばん水が冷たいはずなのに、青々としてます。
この辺も。
ところが、そこからちょっと離れて、田んぼの中程になると、葉が黄色いのです。
ここも。
同じいのちの壱です。
ここは、坂道の横で、水が来ないところです。
背も小さく葉が黄緑色です。
真ん中辺はもっとひどい。
この辺も。
ここは、左の水路から水が流れ込むところです。
やはり青々してます。
このとおり、ガンガン水を流していますが、葉は青々。
草丈も90センチ近く。
ガンガン水を流して、
こんなに青々してると言うことは、もう、水の冷たさは関係ないですね。
それよりも、むしろ、昼間と夜の高温が元で高温障害になっているようです。
水を流しているところは水温で稲の温度が下がり、生長にも、登熟にもよいようです。
ということで、出穂が始まってから、ちょっと遅くなりましたが、田んぼ全体に水が行き渡るように、
ガンガン通水することにしました。
幸い、この用水は、上流には何軒かありますが、ここから下は、うちと、もう1軒の田んぼで使うだけなので、ガンガン掛け流しにしても全く問題ありません。
いい環境でよかったです。
コシヒカリの田んぼです。
水の来ない角は、葉色が薄いです。
葉先もかれていますが、草丈は90センチ近くあります。
隣のいのちの壱と比べると、水が来ていない分、葉が黄色いです。
しかし、やはり、この取水口あたりは、青々としてよく育っています。
水には、冷却作用だけでなく、山からの養分も豊富に含まれているようです。
もっと早く、ガンガン流すんだった。
取水口の近くは、草丈は低いですが、80センチほどはあります。
分けつも十分です。
晩稲のあいちのかおりの田んぼです。
やはり、水口から遠い角のところは葉の育ちが悪いです。
高さは晩稲なので、まだ70センチありません。
隣のコシヒカリと比べると、10センチくらい低いです。
分けつは十分です。
水口のあたりは、葉色もよく、元気です。
北東からの全景です。
いちばんこちらが、晩稲のあいちのかおり。
その向こうが、早稲のコシヒカリ。
いちばん奥が、早稲のいのちの壱です。
コシヒカリの田んぼは、また、浮き草が復活してます。
これが、コシヒカリの出穂です。
いのちの壱に比べるとかわいいです。
南西から。
出ました。
ホソバヒメミソハギです。
去年はこの田んぼは、業者に任せたのですが、草取りをしないで放置されました。
そしたら田んぼいっぱいに生えて、台風で倒れて、稲もいっしょになぎ倒されました。
今年は取ります。
種を残さないようにしないと、来年も生えます。
ここは、去年は、業者に任せて、ヒエで全滅した田んぼです。
今年は頑張って草取りしてますが、いくらでも生えてきます。
最後にどのくらい稲の株に中に混じっているか、恐ろしいほどです。
ここは、去年から私が作っている田んぼです。
ヒエもまだあります。
サキボソヒメミゾハギもあります。
それより多いのが、タマガヤツリという、カヤツリグサの1種です。
稲の株に密着して生えているので、非常にやっかいです。
稲作の最大の難題は、草取りです。
なんとか機械化できないものだろうかと、真剣に考えています。
南側にも、いのちの壱の花が咲いています。
ムム・・・、サキボソヒメミソハギ・・・。
かわいくてたまりませんね。
孫と同じくらいかわいいです。(^_^)