海と川の環境問題

2022年9月17日
海奈野橋に行ってみました

車の寒中水泳  2010年1月16日

6月の島郷海岸2008年6月1日

志下海岸の浸食 志下海岸は、海水浴場の砂幅の幅が以前より狭くなっています。
その原因と対策を考えました。

                              西伊豆町の仁科川 築出付近

 私は海と川のそばで育ったせいで、小さい頃から海と川が大好きです。
 子供の頃の海と川は、自然そのもの、あるいは、人工の部分が少ない、昔ながらの日本の自然を色濃く残していました。

 ところが、1970年代あたりからでしょうか、日本の高度成長とあわせて、日本中の川と海岸で護岸工事と称する、 一大土木工事が起こり、広大な海岸線から、山の中の小さな川まで、ありとあらゆる海岸、川岸がコンクリートで固められるようになりました。

 そのころからです。学校でも、町内でも、川は危ない、海は危ない、危険だから近づいてはいけない、入ってはいけないと、言い始めたのは。

 結局、海岸線は巨大な防潮堤で砂浜と松原は分断され、ツクシが生え、魚やエビなどが隠れ住んだ土手や、水草が流れに揺れていた砂の川底は、コンクリートで固められて、灰色や茶色のコケが生えるドブになってしまいました。

                                                西伊豆町 大浜海岸

 確かに、台風や大水で家が流されたり、田んぼが水につかってしまうのは困りますから、それを防がなければならないことは第1です。

 しかし、ホントにそんな心配があるのかと疑わしいような小さな小川までコンクリートで固めてしまう必要がほんとにあったのでしょうか。


 海岸にしても、もう少し、松原と砂浜を分断しない方法はなかったのでしょうか。

 このページでは、身近に見た海や川の堤防などの様子から、こうだったらいいのにな、もっと環境にいい方法はないものかなと、自分なりに考えていきたいです。(2008年ころ)